江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

翼をください (川村かおり)バンド・ピース

翼をください』(川村かおり

翼をください』(川村かおり)は、東京音楽書院の発行(1991年3月25日)。

バンド・ピース(242)。B5判、16ページ。

奥付に「採譜・江部賢一」「ピアノ&バンド・ピース」と記載。

ISBNなし。

 

 

バンド譜とピアノ伴奏譜が収録されています。

バンド譜は、ヴォーカル・シンセサイザーエレキギター・ベース・ドラムスの5段譜。エレキギターとベースには、タブ譜が付いています。

 

 

カヴァー曲です。原曲は「赤い鳥」が1971年に発表。

翼をください』(作詞・山上路夫、作曲・村井邦彦

川村かおりさんは、2009年に乳癌で亡くなりました。享年38歳。

 

ja.wikipedia.org

 

 

演奏解説は、次の通り。

 

Synthesizer

コーラスは全編コード弾きでバッキングに徹する。PCM系のコーラスとソフト・ブラスをミックスしたような音色だ。またクリスタルは伸びのあるグロッケンといった感じの音で、アクセントとして用いられる。

 

E.Guitar1

ディストーションのかかった音で、Bからはハードロック風のバッキングで、何回も現れる。E.G.3は間奏の部分に少しだけ使われるが、音はオーバードライブを軽くかけているようだ。

 

E.Guitar2

シーケンスパターンのようなフレーズを繰り返し演奏する。ノーマルトーンに、コーラスやフランジャーを使用すると良いだろう。

 

E.Bass

前半はラテンリズムのルンバのようなベースパターンを使う。休符の部分をしっかりと歯切れ良く。Bからはハードロック風にアクセントも強烈に思いきり弾こう。

 

Drums

サビのBが何回か現われるのだが、そのたびにパターンが変わり、だんだんエキサイトするようなアレンジになっている。ハデな部分と、そうでない部分を区別し、強弱を思いきり付けることが大切。

 

Total

フォーク全盛時の頃に大ヒットした懐かしい曲の、リバイバルバージョンである。ボーカルの部分は、ほとんどオリジナルのままだが、アレンジは今風にガラリと変わっている。シンセ[サイザー]やギターの音色を大切にしながら新しいアレンジを楽しもう。

 

 

 

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