江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

Love Train(TMN)バンド・ピース

『Love Train』(TMN)

『Love Train』(TMN)は、東京音楽書院の発行(1991年6月25日)。

バンド・ピース(243)。B5判、16ページ。

奥付に「採譜・江部賢一」と記載。

ISBNなし。

 

 

演奏解説は、次の通り。

 

Synthesizer1

このパートには、ポルタメントを使ったSEサウンド・エフェクト?]的な使い方のシンセ[サイザー]・クリスタル・シンセブラスの3種類の音色(パート)がまとめてある。クリスタルはよく使われるハイトーン系の音、シンセブラスはギターに似た音でモジュレーションの使い方がポイント。

 

Synthesizer2

打ち込みと思われるシーケンサーパート。細かいコードアルペジオが、ストリングス系の音で、かなり長い区間を受け持っている。人間ワザではないので、やはりシーケンサーのお世話になろう。Ⓓのリズムカッティングもシーケンサーにまかせた方が良い。ただし打ち込みの際にアクセントなどの表現を付けておきたい。

 

E.Guitar1

ディストーション・ギターのパート。ほとんどがコード・バッキングでソロではないが、Ⓕではボーカルの裏でシングルノートのオブリ[ガート]が現れる。スライドをうまく使ってグニャグニャした感じを出すとよい。

 

E.Guitar2

こちらはノーマルトーンのギター。出番は少ないが、音色の効果は大きい。Ⓕの途中からコード弾きは、広がりのある気持ちのいい音で演奏したい。

 

E.Bass

テンポが速いので、所々に現れる16分音符がもたつかないように、歯切れよく演奏してほしい。ⒹはE.G.とタイミングを合わせよう。

 

Drums

少なくともハイハットは打ち込みと思われる。それ以外は、いわゆるディスコパターンで、フィルインはよく使われる基本的なものだ。

 

 

 

 

「Love Train」(TMN) [ラヴ・トレイン]作詞・作曲/小室哲哉


www.youtube.com

 

 

 

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