東京音楽書院の、えべけんさんの採譜を記事にします。
『働く男』(ユニコーン)は、東京音楽書院の発行(1990年9月25日)。
ロック・バンド・ピース(1050)。B5判、16ページ。
奥付に「採譜・江部賢一」と記載。
ISBN4-8114-8153-4
扉の演奏解説は、次の通り。
E.Guitar
リフの部分は軽くディストーションをかけた音。後半のアルペジオは12弦ギター、またはピッチシフターなどを用いて1オクターブ上の音も出そう。
Synthesizer1
E.オルガンとブラスを受け持つ。オルガンは、くすんだ感じのノイズが混じった音。ブラスは、できればサンプリング系の音源を使いたい。
Synthesizer2
ハードなローズ系のエレピ[エレクトリック・ピアノ]。ボーカルの合間をぬって特徴的なリフが繰り返される。アクセントをオーバーなくらいに付けてやると感じが出てくる。
Synthesizer3
サックスのソロだ。かなりジャズっぽい本格的なソロなので、相当の練習が必要だ。シンセで代用する場合は、やはりサンプリングの音源を使い、アーティキュレーションに注意しながら演奏してもらいたい。
E.Bass
ギターと同じリズムのリフが中心で、あとは8分音符の刻みだが、ドラムスと同様、テンポキープに心掛け、歯切れよく演奏することが大切である。
Drums
タムを使用した一風変わったパターンが用いられている。休符が多い分テンポキープが難しいので、特に裏拍のタイミングは十分な練習が必要である。
Total
ユニコーンらしい五目飯的な曲で、様々な音楽の要素が次から次へと現れる。特にⒸやⒻに入るときは雰囲気をガラリと変えることが大切。
ユニコーンの「スターな男」ロック・バンド・ピース(1062)も、えべけんさんの採譜でした。(2021/3/2記事)
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