先月に引き続き、東京音楽書院の出版物を記事にします。
えべけんさん採譜の、バンドピースです。
『Shake Hip!』(米米CLUB)は、東京音楽書院の発行(1991年3月25日)。
バンド・ピース(241)。B5判、16ページ。
奥付に「採譜・江部賢一」と記載。
ISBNなし。
下記の楽器に、ヴォーカルとコーラスを加えた、8段のバンドスコアです。
E.Guitar・E.Bass は、タブ譜併記。
演奏解説は、次の通り。
Synthesizer1
ブラスセクションを受け持つ。実際にはトランペットとサックスが使われているので、サンプラーまたはPCM音源の使用が望ましい。楽譜にはスタッカートなどのアーティキュレーションを付けておいたので、参考にしながら良い演奏をしてほしい。
Synthesizer2
オルガンを受け持つ。出だしのコードのみフワッとした中間の音色が使われているが、あとはオルガンでOK。主にロングトーンのバッキングに終始しているので、演奏はやさしい。
E.Guitar1
Ⓐからのリフが何回も現れる。アルペジオ風にならないよう、歯切れ良く弾いてもらいたい。Ⓔのキザミはストロークを大きく取り、やはり歯切れ良く演奏する。ノーマルトーンを使用。
E.Guitar2
こちらはディストーションを使用してE.G.1と色分けをしている。アンサンブルの中では、割と控えめな音量でOK。
E.Bass
比較的やさしい2小節のパターンが繰り返される。シンコペーションの部分でリズムが不安定にならないよう。
Drums
何と言ってもダンスナンバーなので、テンポキープには十分注意してもらいたい。
B.D.[バスドラム]・S.D.[スネアドラム]ともパターンはあまり変化しないが、ⒿⓀあたりのエンディングは大いに盛り上げよう。
Total
ブラスやコーラスがふんだんに使われるハデな曲である。アマチュアのバンドで、これだけのメンバーをそろえるのは、なかなか難しく、シンセ[サイザー]で代用することになると思うが、いずれも欠かせない重要なパートだ。また、明らかにディスコでの使用を考えた曲なので、ノリが一番大切なのは言うまでもない。
「Shake Hip!」[シェイク・ヒップ](米米CLUB)
そういえば、丸亀製麵のCMに使われていました。
こちらのCMには、米米CLUBの石井竜也さんが一瞬映っています。
はてなブログの[音楽]分野のランキングに参加しています。
気が向いたら、下のボタンをクリックして下さい。