江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

WILD HEAVEN(TMN)バンド・ピース

「WILD HEAVEN」(TMN)

『WILD HEAVEN』(TMN)は、東京音楽書院の発行(1991年11月25日)。

バンド・ピース(248)。B5判、16ページ。

奥付に「採譜・江部賢一」と記載。

ISBN4-8114-8647-1

 

 

演奏解説は、次の通り。

 

Synthesizer1

ストリングス・ブラス・グロッケンの音色がまとめてある。フレーズ的にはそれほど難しくはない。Ⓓからはスタッカートで弾こう。

 

Synthesizer2

シーケンサーの細かいフレーズを受け持つパートだ。Ⓘではストリングスが入ってくる。

 

Synthesizer3

生ピアノのパート。全体のサウンドの中心という感じなので、各フレーズを大切に、またコードは力強く弾いて欲しい。

 

E.Guitar1

この曲では、ギターがシーケンサー的な使われ方をしている。非常に高いポジションでアルペジオのように演奏する。

 

E.Bass

シンセベースが使われているが、生ベースでの演奏も考えてタブを入れておいた。シンセ[サイザー]を使う場合は、記譜してある音に1オクターブ下の音を加えてもらいたい。

 

Drums

基本的な8ビートパターン(ディスコ風)が中心だ。HHハイハットオープンが効果的に使われ、ハンドクラップ・リムショット・シェイカーで隙間を埋めるといった感じのリズムセクションになっている。

 

Total

ひところのハードな感じはなく、あくまでもポップでダンサブルな、いかにもTMNといった感じの曲。バンド演奏としてまとめるには難しくないと思うが、シンセ類の音に広がりをつけるのはもちろん、コーラスパートをいかに処理するかがポイントになるだろう。

 

 

 

「WILD HEAVEN」(TMN)[ワイルド・ヘブン/TMネットワーク

 (作詞/小室みつ子、作曲/小室哲哉


www.youtube.com

 

 

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