江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

千の風になって

千の風になって」の、えべけんさんの編曲は2種類ありました。

『Go! Go! GUITAR』のもの[A]と、ダウンロード譜[G]です。

 

 

まずは、『Go! Go! GUITAR』(2007年5月号)から。

ぷりんと楽譜にもあります(ギタータブ/47422)。

 

千の風になって [A]

 『Go! Go! GUITAR』の連載 2007年(2020/9/12記事)


www.youtube.com

 

 

千の風になって」のダウンロード譜のキーは[G]です。

  「アットエリーゼ ソロ③」(2020/11/28記事)

  「ぷりんと楽譜ソロ(さ~と)」(2020/12/21記事)(ソロ/91745)

 

千の風になって」[G]


www.youtube.com

千の風になって」[G](2022/11/30追記)

えべけんさんの編曲に、永島志基さんが手を加えたもののようです。


www.youtube.com

 

 

千の風になって」 新井満/訳詞

 

私のお墓の前で泣かないでください

そこに私はいません 眠ってなんかいません

千の風に 千の風になって

あの大きな空を 吹きわたっています

 

秋には光になって 畑にふりそそぐ

冬はダイヤのように きらめく雪になる

朝は鳥になって あなたを目覚めさせる

夜は星になって あなたを見守る

 

私のお墓の前で泣かないでください

そこに私はいません 死んでなんかいません

千の風に 千の風になって

あの大きな空を 吹きわたっています。

 

千の風に 千の風になって

あの大きな空を 吹きわたっています。

あの大きな空を 吹きわたっています。

 

 

原曲の歌詞と変遷は、こちらに詳しく載っています。

www.worldfolksong.com

 

Jポッパーズ コンサート(2回目)

えべけんさんも参加していた「Jポッパーズ」(『現代ギター』の編曲者のグループ)ですが、コンサートを2回していたようです。

 

1回目は、「Jポッパーズ 記事の補足」(2022/7/4記事)で取り上げました。

今回は、2回目に関する記録を探してみました。

引用文は、読みやすいように、少し手直ししました。

 

 

Jポッパーズ コンサート

 1回目 2001年4月6日 現代ギター2001年6月号の連載で報告・グラビアあり

   メヌエットラヴェルクープランの墓より)[四重奏]

 2回目 2001年9月14日 現代ギター2001年8・10月号の連載で予告、11月号で報告

   断頭台への行進(ベルリオーズ)、

   メヌエット・リゴードン(ラヴェルクープランの墓より)

 

 

『現代ギター2001年9月号』「今月のみどころききどころ」(宮林淳)に紹介あり

Jポッパーズ[14日 東京]

さる4月にはGGサロンでのデビュー演奏会を行なった「謎の演奏集団・Jポッパーズ」、その実体は現代ギター社刊行の「Jポップ大全」シリーズにアレンジを提供しているギタリスト達―秋山公良、江部賢一、竹内永和、清水義文、平倉信行、蓮見昭夫―の面々です。

今回は公共のホールでの初公演ですので、いよいよ本格的デビューということになりましょうか?

プログラムは、ラヴェルクープランの墓より」、ヴィヴァルディ「調和の霊感Op.3-11」、ベルリオーズ幻想交響曲より断頭台への行進」、ピアソラコントラバヒシモ」、ザヌビル「バードランド」、他。

 

 


現代ギター2001年9月号、「イベント&コンサートガイド」

9月14日(金)

華麗なるギターの饗宴 

[演]秋山公良、江部賢一、竹内永和、清水義文、平倉信行、蓮見昭夫

東京・新宿:安田生命ホール 19時「クープランの墓より」(ラヴェル)、他

 

新宿の安田生命ホールは、2017年5月末で閉館しました。

 

 

現代ギター2001年8月号 「えべけんのクロスオーバーギター研究」

Jポッパーズ 2

Jポッパーズの2回目のコンサートが行われる。今度は気張って新宿の安田生命ホールだ。日時は9月14日(金)。

Jポッパーズを知らない人のために改めて紹介しておこう。現代ギター社より社運をかけて(!?)出版された『Jポップ大全』(全11巻のギター曲集)。それに参加したアレンジャー6名(秋山公良、江部賢一、清水義文、竹内永和、平倉信行、蓮見昭夫)のギター六重奏団のことである。

いずれも、それぞれの得意分野で活躍している個性豊かなギタリスト達であり、ちゃんとまとまるのかどうかと危ぶまれたが、先日行われたGGサロンでの1回目のコンサートは大成功。それに気をよくして、熱が冷めないうちにと今回の運びとなった。今回はクラシックを中心に、ジャズ、タンゴ、ボサ・ノヴァありの楽しい音楽を、精緻な(?)アンサンブルでお聴かせしたいと思っている。クラシックといっても珍しいものを演奏するつもりなので、どうぞお見逃しなく。

 

 

 

現代ギター2001年10月号 「えべけんのクロスオーバーギター研究」

「Jポッパーズ」その後

9月14日の「Jポッパーズ」2回目のコンサートに向けて練習が進んでいる。みんな忙しい人たちばかりで時間を合わせるだけで大変なのだが、無理矢理時間を作って練習している。先日も、音チェックをかねて安田生命ホールで練習してきたが、反響板の設備も整っており、なかなか良く響くきれいなホールだった。ホールは、こぢんまりとしていて、ギター向きだといえる。

演目は、この原稿を書いている時点で、ほぼ決まっている。今回はホール側の意向もあってクラシックが多いのだが、筆者が書いたアレンジは、ベルリオーズの「断頭台への行進」、ラヴェルの「クープランの墓」より「メヌエット」と「リゴードン」。

ラヴェルは前からやってみたかった曲なのだが、やっと少し実現できた。でも、ギターでの演奏はなかなか手強い。

ベルリオーズは十数年前に書いたものを、今回のメンバー用に手直しをしたものだ。ベルリオーズ自身ギターを弾いたらしいが、こんなサウンドは想像しなかっただろうな。

この他にも、「カルメン組曲」やヴィヴァルディ、ピアソラなど盛り沢山のプログラムになるはずだ。

この原稿が本誌に載る頃は、もうすでに「Jポッパーズ」のコンサートは終わっている。きっと楽しいコンサートだったに違いない。詳しいことは、また次号で。

 

 

 

現代ギター2001年11月号 「えべけんのクロスオーバーギター研究」

「Jポッパーズ」コンサート終了

「Jポッパーズ」2回目のコンサートがめでたく行われた。土壇場で決まったボサ・ノヴァ曲の採用や、筆者のステージ登場遅刻事件など、本番ならではのハラハラする場面も沢山あった。来て頂いた多くの方には本当に感謝している。みんなに支えられているのだな、というのが実感だ。まことに有難うございました。 

今回のコンサートはクラシックを中心としたもので、日頃ポップスやタンゴ、ボサ・ノヴァなどを弾いている6人のメンバーが、まじめにアンサンブルをやろうというもの。曲もヘビーなものが多く、リハーサルではホントにまとまるんだろうか?と危ぶまれた曲もいくつかあった。しかしそこは皆ベテラン、本番では危なげのない演奏をやってくれたと思う。

なぜ筆者がステージに上がるのが遅れたかというと、ちゃんと並べておいたはずの楽譜が見つからなかったためだ。曲毎にメンバーが異なるので、自分が暇なときに確認しておけば大丈夫、と思っていたのが大間違い。「えっ?次、全員だっけ」と慌ててしまい、チラシの下に隠れた楽譜を見落としてしまったのだった。情けない⋯反省。幸い見つかって良かったが、もし見つからなかったら⋯メンバー皆から総スカンは間違いない。よかったよかった。

これに懲りず、「Jポッパーズ」は企画すると思うので、今回見逃した人は次回を期待していて下さい。面白い曲、珍しい曲をどんどんやっていきたいと思う。

 

 

 

「断頭台への行進」

楽譜は、ホマドリームから出版されました。(2020/8/19記事)


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クープランの墓」よりメヌエットラヴェル)[二重奏]は、『現代ギター』2002年6月号に掲載されました。(2020/7/18記事)

えべけんさんの編曲ではありませんが、「クープランの墓」です。


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クープランの墓」よりメヌエット 

えべけんさんの編曲ではなく、アルメイダの演奏。


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セレモニー&メモリアルソング(再掲載)

『セレモニー&メモリアルソング』2020

前に書きましたが(2021/6/3記事)、実物を確認したので、改めて掲載します。

 

『セレモニー&メモリアルソング』は、 ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス(ミュージックメディア部)の発行(2020年4月10日)。

副題は「ソロギターで奏でる 大切なシーンを彩る」。CD付き。

菊倍判、25曲、80ページ。

五線譜(タブ譜併記)、コードネーム付き。各曲に短い解説が付いています。

編曲者名は、全く記載されていません。

ISBN978-4-636-97565-9

 

 

題名に「セレモニー」とありますが、『セレモニー・ソング for Christmas & Wedding(ヤマハ/1997)』(2020/6/1記事)と直接の関係は、ないようです。

 

以下の4冊を再編集したものとのこと(ヤマハの商品説明より)。

①『超定番!ソロ・ギター 名曲50選』(2008年)

②『極上のソロ・ギター名曲50選』(2012年)

③『ギター・ソロ コンサートで弾く「日本の名曲」』(島津秀雄・向井俊博2007年)

④『ソロ・ギターで楽しむ クリスマスソングセレクション』(2016年)

 

①・②は『Go! Go! GUITAR』(ゴーゴーギター)掲載のソロ譜をまとめたものです。えべけんさんの編曲を含みます。編曲者名は、記載されていません。

③の編曲者は、島津秀雄さんと向井俊博さん。監修は、津田昭治さんです。

④は、えべけんさんと高木哲也さんの共著です。

 

 

編曲者名の記載されている資料と照合しました。

25曲のうち14曲は、えべけんさんの編曲でした。

 

緑字は、えべけんさんの編曲。GGGは『Go! Go! GUITAR』(ゴーゴーギター)の略。

●は、えべけんさんの編曲ではないもの。赤字は、編曲者名の判明したもの。

 

 

  1 結婚行進曲 (ワーグナー江部編 GGG(2015.7)

  2 いつか王子様が 江部編 ディズニー曲集

  3 美女と野獣 江部編 ディズニー曲集

  4 ラヴィン・ユー 江部編 極楽06

  5 君の瞳に恋してる 江部編 ミュージカル映画名曲

  6 家族になろうよ (福山雅治)⑥D⑤G ●編曲者不明 ぷりんと楽譜にあり

  7 可愛いアイシャ(スティーヴィー・ワンダー)●清水義文/編曲 ギター倶楽部9

  8 ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー ●編曲者不明 GGG2017.10アライ編とは違う

  9 卒業写真 ●海田千弘/編曲 極楽02・04 ぷりんと楽譜にあり 

10 なごり雪 ●向井俊博/編曲

11 さくら(独唱)森山直太朗) 江部編 GGG2003.8) ぷりんと楽譜にあり?

12 別れの曲 (ショパン) ●編集部/編曲『こころやすらぐ』

13 蛍の光 ●海田千弘/編曲 極楽02・04

14 桜 (コブクロ) 江部編 ぷりんと楽譜にあり 極楽06

15 ジングル・ベル 江部編

16 きよしこの夜 江部編

17 星に願いを 江部編

18 ホワイト・クリスマス 江部編

19 ザ・クリスマス・ソング 江部編

20 ウィンター・ワンダーランド 江部編

21 クリスマスおめでとう 江部編

22 時代 ●向井俊博/編曲

23 喜びの歌 (交響曲第九番)●海田千弘/編曲 極楽02・04

24 春の海 (宮城道雄)●向井俊博/編曲

25  「四季」より「春」第1楽章(ヴィヴァルディ)●海田千弘/編曲 GGG(2019.2)

 

 

「君の瞳に恋してる」は、江部編。『ミュージカル映画名曲』所収のものです。

「君の瞳に恋してる」は、同じキーの少し違う編曲が『テーマソングセレクション』に収録されています。これは編集部編曲となっていますが、『極楽06』と同じ譜面なので、江部編です。

 

 「家族になろうよ ⑥D⑤G」は、『福山雅治ベストセレクション75』(2016年)所収のもののようです。編曲者不明。

家族になろうよ」の江部編(ぷりんと楽譜)は、[C]です。

 

 「可愛いアイシャ」は、清水義文/編曲。『ギター倶楽部Vol.9』掲載のものと同じ。

 

なごり雪」「時代」「春の海」 は『日本の名曲』の向井俊博さん編曲のものでした。

(「時代」「春の海」 は、えべけんさんの編曲も『Go! Go! GUITAR』にあります。)

 

 

 

『ソロ・ギターで楽しむ クリスマスソングセレクション』(2016年)は、現時点で、新本の在庫が、わずかにあるようです。

 

 

 

  1 結婚行進曲 (ワーグナー

  2 いつか王子様が


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  3 美女と野獣 


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  4 ラヴィン・ユー 


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  5 君の瞳に恋してる 

  6 家族になろうよ (福山雅治)●編曲者不明

  7 可愛いアイシャ (スティーヴィー・ワンダー)●清水義文/編曲


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  8 ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー ●編曲者不明

  9 卒業写真 ●海田千弘/編曲


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10 なごり雪 ●向井俊博/編曲

11 さくら(独唱)森山直太朗


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12 別れの曲 (ショパン)●編集部/編曲


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13 蛍の光 ●海田千弘/編曲

14 桜 (コブクロ

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15 ジングル・ベル
16 きよしこの夜


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17 星に願いを


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18 ホワイト・クリスマス


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19 ザ・クリスマス・ソング


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20 ウィンター・ワンダーランド

21 クリスマスおめでとう


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22 時代 ●向井俊博/編曲

23 喜びの歌 (交響曲第九番)●海田千弘/編曲

24 春の海 (宮城道雄)●向井俊博/編曲

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25  「四季」より「春」第1楽章 (ヴィヴァルディ)●海田千弘/編曲

 

 

憧れのジャズ名曲選[改訂版]2022年

憧れのジャズ名曲選[改訂版]2022年

新刊が出ました。

『憧れのジャズ名曲選[改訂版]』は、ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングスの発行(2022年7月19日?)。副題は「ソロ・ギターアレンジで弾く!」。

表紙に[改訂版]の文字が追加されました。

実物未確認。編曲者名の有無は不明です。

ISBN978-4-636-10319-9

 

 

『憧れのジャズ名曲選(2015)』の新装版です。

2002年の『極楽ソロ・ギター・サウンド ジャズ・スタンダードを弾く!』が元になっています。同内容の本が、2002・2004・2012・2015年に出ています。

24曲、92ページ。CD付き。講座の記事も、引き継いでいるようです。

 

2022年版では、曲目に変更があります。

「いそしぎ」が削除され、「ムーン・リバー(ボサノバ)」が追加されました。

ムーン・リバー」は、『ボサノバで奏でるシネマ名曲集』・『憧れのボサノヴァ・ギター名曲選』のものかも知れません。

 

好著です。

 

 

商品の説明(ヤマハのホームページより)


ジャズの知識と本格奏法が身につく講座と名曲スタンダードの楽譜24曲がセットになったお得な1冊。豊富な写真と、付属CDには講座と曲集の模範演奏が収録されているので、一人でも安心して練習できます。

●本格派講座 1
ジャズ・スタンダードを楽しむための ソロ・ギター・プレイマニュアル

【CD対応】
STEP1 ソロ・ギターの基本奏法をチェックしよう
STEP2 ジャズの基本コードを覚えよう
STEP3 主要キーのスケールを弾いてみよう
STEP4 ソロ・ギターのフィンガリングテクニック
STEP5 フィンガリングフォームの応用練習
STEP6 いろいろなリズムで弾いてみよう

●本格派講座 2
ソロ演奏にも役立つ コードワークレッスン【CD対応】

●本格派講座 3
ポジションで覚える スケール&アドリブ手法【CD対応】

 

※本書は「ソロ・ギターアレンジで弾く!憧れのジャズ名曲選」(GTL01091721)を一部改訂したものです。

 

 

 

時の過ぎ行くまま [G]

星影のステラ [G]

サマータイム [Am]

いつか王子様が [C]

スターダスト [G]

いそしぎ [F] この版で削除

アルフィー [A]

虹の彼方に [G]

酒とバラの日々 [D]

マイ・フーリッシュ・ハート [G]

枯葉 [Bm]

黒いオルフェ [Dm]

サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー [G]

マイ・フェイバリット・シングス [G]

マイ・ファニー・バレンタイン [C]

恋に落ちた時 [C]

アンフォゲッタブル [D]

星に願いを [C]

ワルツ・フォー・デビー [C]

サテンドール [G]

イパネマの娘 [F]

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン [G]

ユード・ビー・ソ・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ [Dm]

デサフィナード [D]

ムーン・リバー(ボサノバ) この版で追加

 

 

 

同じシリーズの『憧れのクラシック・ギター名曲選』(2014)は、富川勝智さんの著作です。こちらも復刊されました。

 

 

 


時の過ぎ行くまま [G]

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星影のステラ [G]

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サマータイム [Am]

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いつか王子様が [C]

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スターダスト [G]

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いそしぎ [F] この版で削除

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アルフィー [A]


虹の彼方に [G]

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酒とバラの日々 [D]この演奏では、ボサノバ風になっています。

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マイ・フーリッシュ・ハート [G]

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枯葉 [Bm]

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黒いオルフェ [Dm]

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サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー [G]誰かが私を見つめてる

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マイ・フェイバリット・シングス [G]

youtu.be

マイ・ファニー・バレンタイン [C]

 

恋に落ちた時 [C]

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アンフォゲッタブル [D] 

 

星に願いを [C]

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ワルツ・フォー・デビー [C]

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サテンドール [G]

 

イパネマの娘 [F]

 

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン [G]


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ユード・ビー・ソ・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ [Dm]

 

デサフィナード [D]

 

ムーン・リバー(ボサノバ) 実物未確認のため、推定。

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ムーン・リバーボサノヴァ) 実物未確認のため、推定。(2024/2/29追記)


www.youtube.com

 

 

 

題名・曲目変更

JAZZ STANDARD

Arranged by  Ken-ichi Ebe

YAMAHA 2022

 

As Time Goes By (時の過ぎ行くまま)

Stella By Starlight (星影のステラ)

Summertime (サマータイム

Someday My Prince Will Come (いつか王子様が)

Stardust (スターダスト)

The Shadow Of Your Smile (いそしぎ) この版で削除

Alfie (アルフィー

Over The Rainbow (虹の彼方に)

The Days Of Wine And Roses (酒とバラの日々

My Foolish Heart (マイ・フーリッシュ・ハート)

Autumn Leaves (枯葉)

Manha De Carnaval (黒いオルフェ

Someone To watch Over Me (サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー)

My Favorite Things (マイ・フェイバリット・シングス/私のお気に入り)

My Funny Valentine (マイ・ファニー・バレンタイン)

When I Fall In Love (恋に落ちた時)

Unforgettable (アンフォゲッタブル

When You Wish Upon A Star (星に願いを)

Waltz For Debby (ワルツ・フォー・デビー)

Satin Doll (サテンドール)

The Girl From Ipanema (イパネマの娘

Fly Me To The Moon (フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)

You'd Be So Nice To Come Home

(ユード・ビー・ソ・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ)

Desafinado (デサフィナ―ド)

 

Moon River (Bossa Nova ver.) この版で追加

 

7月の作業(2022年)

7月5日

『日本の詩情』(2020/5/23記事)に、佐藤弘和さんの動画を追加

 

7月10日

「Jポッパーズ 記事の補足」(2022/7/4記事)に追記。動画も追加。

「ジェームス」のソロ譜(蓮見編)は、『現代ギター』(1999年6月号)に掲載あり。

 

7月28日

ぷりんと楽譜」の重奏譜(2020/12/19記事)に動画を追加

  「ハート・アンド・ソウル」[二重奏]

  「放課後の音楽室」[二重奏]

 

『チェロのしらべ 』【新装改訂版】(2021/8/3記事)に動画を追加

  「イパネマの娘」(チェロ&ピアノ)

 

『Go! Go! GUITAR』の連載 2004年(2020/8/12記事)で、「自由」(女子十二楽坊)を取り上げました。

編曲している人は他にいないと思っていたのですが、末原康志さんも編曲していました。『ソロギターで奏でる 極上のリラクゼーション曲集』(リットー/2004)所収。

 

7月29日

動画を追加。

『ギタードリーム(Guitar dream) No.19』(2021/9/9記事)

 「イ長調の3つの小品」よりワルツ(佐藤弘和)

 

『ギタードリーム(Guitar dream) No.17』(2021/9/7記事)

 「幼き日の想い出」(佐藤弘和)

 「せせらぎ」(佐藤弘和)

 

『現代ギター』誌の記事・連載⑧(2020/7/14記事)

 「くまさんのひるね」(江部賢一)

 

7月31日

『日本の詩情』(2020/5/23記事)に、永島志基さんの動画を追加。

 

『華麗なるギター・ソロ・アルバム』(2020/4/2記事)について

1982年刊と推定する理由を追記。

『現代ギター』(1984年7月号)の「ギターライフのポイント㉝ 江部賢一」に

「一昨年に日音から『華麗なる』を出して、まあ自分の名前がバンと入っているものを出したのは、あれが初めてなんですが」とあるため。

 

 

「ハート・アンド・ソウル」[二重奏]

 「ぷりんと楽譜」の重奏譜(2020/12/19記事)

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「放課後の音楽室」[二重奏]

 「ぷりんと楽譜」の重奏譜(2020/12/19記事)

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イパネマの娘」(チェロ&ピアノ)

 『チェロのしらべ 』【新装改訂版】(2021/8/3記事)

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イ長調の3つの小品」よりワルツ(佐藤弘和)

 『ギタードリーム(Guitar dream) No.19』(2021/9/9記事)

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「幼き日の想い出」(佐藤弘和)

 『ギタードリーム(Guitar dream) No.17』(2021/9/7記事)

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「せせらぎ」(佐藤弘和)

 『ギタードリーム(Guitar dream) No.17』(2021/9/7記事)

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「くまさんのひるね」(江部賢一)

 『現代ギター』誌の記事・連載⑧(2020/7/14記事)

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七夕に

7月7日なので、七夕の編曲を探してみました。

 

『日本の詩情(シンコー/1994)』(2020/5/23記事)に永島志基さんの編曲がありました。

 

「たなばた」⑥D 永島志基/編曲 御本人の演奏です。

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星つながりで、こんな動画もありました。

木村大さんの演奏です。

 

星めぐりの歌」(宮沢賢治

youtu.be

 

 

 

 

 

武満徹 ギターのための12の歌 (荘村清志さんのインタビュー)

武満徹 ギターのための12の歌」(2021/4/5記事)に関連して、荘村清志さんのインタビューを引用します。

 

 

『現代ギター』1999年5月号 「濱田滋郎対談(62)」荘村清志

[前略/30周年記念コンサートの話から、経歴の紹介]

 

濱田:武満さんは、まあもともとギターはお好きだったんでしょうけれども、初めて  そのことを明るみに出されたのは荘村さんですよね。

荘村

いえ、そんなこともないですけど⋯

濱田:曲を頼みにいらしたんですか?

荘村

そうなんです。お願いしに行ったのは1973年ですね⋯「ノヴェンバー・ステップス」で武満さんが世界中で一躍脚光を浴びられたあとです。当時、日本のギター作品はかなり少なかったものですから、なんとしてでも武満さんに作ってもらえたらと思って、こちらから、全然紹介もなしに⋯

濱田:突然行かれたんですか。

荘村

もちろん電話はしましたけど(笑)。そうしたら快く⋯作るとはもちろんおっしゃいませんが⋯遊びにいらっしゃい、と言っていただいて⋯

それで楽器を持って先生のところに何回か行っているうちに、「作れそうな気がしてきた」とおっしゃってくださったんですよね。

今考えれば、よく書いてくれたなあ、と⋯こっちは全然無名なのに。

濱田:武満さんは、ご自分でギターを持ってらっしゃいましたか。

荘村

河野さんの楽器を持ってらっしゃいました。で、室内楽はすでに書かれてたんですけど、まったくの独奏曲はなかったんですね。ソロの曲をなんとしてでも書いてほしいと思ったものですから、お願いしにいったんです。

濱田:そうしたらあんな素晴らしい曲「フォリオス」ができてしまったんですからねえ⋯

 

[中略/「フォリオス」に引用されている「マタイ受難曲」に関する話が続く]

 

濱田:最初にいらしたとき、武満さんの前で演奏はなさったんですか?

荘村

はい。ヴィラ=ロボスの曲とかバリオスの曲とか、そういう類のオリジナルのギター作品を弾きました。おもしろい曲あるね、と言いながら、すごく喜んでおられましたね。そのあと親しくなってから、飲みに行ったりするじゃないですか、新宿の酒場か何かに(笑)。そこに楽器が置いてあると「バリオスの〈郷愁のショーロ〉、あれが好きだから弾いてよ」と⋯。それでこっちは半分酔っぱらってて、〈郷愁のショーロ〉は結構むずかしいのに弾かされて(笑)。人が集まった場で「ちょっと1曲弾いてよ」ということもよくありました。だから、ギターはすごくお好きだったんですね。

濱田:「フォリオス」のあとが「12の歌」?

荘村:そうですね。あれはたまたま僕がレコーディングをしていて、休憩中に武満さんが編曲された「オーバー・ザ・レインボー」を弾いてたら、ディレクターの方がそれを聴いて、「その類のものをもっと何曲か集めてLPを作りませんか」ということになって、そこから始まったんです。武満さんもご自分の好きなメロディーをピアノで弾くのがお好きでしたから、軽井沢に閉じこもって作曲しているあいだ、ちょっと息抜きにそういうメロディーを集めた、という感じだったんでしょうね。

濱田:そのあとにまた1曲、荘村さんのために書かれましたよね。

荘村

「エキノクス」ですね。あれはデビュー25周年のために作っていただいたんです。記念リサイタルの10か月ぐらい前に電話してお願いしたら、最初ちょっと無理だとおっしゃったんです。ものすごくお忙しかったんですね。でもすぐ折り返し電話がかかってきて、「もし万が一できたら弾いてください、でもできなかったら申しわけない」とおっしゃるんです。「もちろんそれでいいです」とお答えしておいたら、それから3か月ぐらいして楽譜と手紙が送られてきて⋯⋯「荘村のおかげでギターという楽器との深い縁ができた、その感謝の印として、あなたにギフトとして差し上げます」というような謙虚な言葉が書かれてあったんです。

(中略)

その後病気になられて、何回かお見舞いに行ってたんですけれども、ある日ハガキが届いて、「退院したら荘村のためにギター曲を書くよ」と書いてあって、それでまたびっくりしたんですね。半信半疑だったんですけど、その年の11月に「できたから」という電話が軽井沢からかかってきて⋯⋯それで武満さんに会いにいったら「森のなかで」という曲ができてたんです。そのときは、「久しぶりに酒を飲んだよ」と言っていらして、お元気そうだったんですけど⋯⋯

濱田:それは、亡くなる前の年ですか。

荘村

亡くなる3か月前です。

濱田:そうですか。あれは武満さんがご自分から書いてくださった曲なんですねえ⋯

荘村

ええ。だからやっぱり、演奏するときに、特別な想いというのがありますね。

 

 

 

『現代ギター』2020年11月号 荘村清志インタビュー

聴き手武満徹さんからいつも、「郷愁のショーロ」を弾いて欲しいとリクエストされたと伺っています。

荘村

そう、武満さんは、この曲がすごく好きだったんです。何かあるとすぐ、この曲を弾いてくれって言われる。一緒にお酒を飲んでいる時でもね。いつも「郷愁のショーロ」でした。ある時も、井上陽水さんと小室等さんが来るから遊びにおいでよと誘われて、武満さんのお宅にお伺いしたら、本当に陽水さんと小室さんがいらっしゃって、家に着くなり、「荘村、いっちょう、アレやってくれ」と(笑)。

聴き手:荘村さんにとっても想い入れの深い曲なのですね。

荘村

武満さんがギター曲の中でこの曲が一番好きだったのは間違いないですね。私自身もバリオス作品の中でも一番の名曲だと思っています。

 

 

こちらのインタビューでも、当時のことを話しています。

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「郷愁のショーロ」(バリオス) ジュディカエル・ペロワの演奏

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「郷愁のショーロ」(バリオス) ジョン・ウィリアムズの演奏

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