江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

武満徹

武満徹 不良少年⑥

左/不良少年(デュエット)、右/ギター重奏曲集 番外編で武満徹を取り上げています。 「不良少年」は、ショット社から、二重奏版と三重奏版が出ています。 ショット社の楽曲情報の引用です。 不良少年(1961)Bad Boy 初出(3台版) 映画『不良少年』(19…

武満徹 不良少年⑤ 「夏の花」

ギター映画音楽名曲集 1961 番外編で武満徹を取り上げています。 『ギター映画音楽名曲集』は浜坂福夫編著、国際楽譜出版社の発行(1961年)。 副題は「日本/外国における」。 映画『不良少年』主題曲「夏の花」が掲載されています(三重奏版)。 映画の公…

武満徹 不良少年④(林光)

番外編で武満徹を取り上げています。「不良少年」について。 『現代ギター』2016年10月号「レパートリー充実講座 不良少年」(柴田健) には、サウンドトラックのライナーノートに、「林光指揮のギター三重奏(浜坂福夫、秋山実、舟山幸一)」と紹介されてい…

武満徹 不良少年③(浜坂福夫)

番外編で武満徹を取り上げています。「不良少年」について。 『現代ギター』誌の関連記事としては、1999年4月号「濱田滋郎対談 浜坂福夫」があります。 映画に使われた録音(三重奏版)の演奏者は、浜坂福夫、秋山実、舟山幸一の三名。 浜坂福夫さんは、2004…

武満徹 「不良少年」② (CD『武満徹の世界』より)

『武満徹の世界』CD 番外編で武満徹を取り上げています。 『武満徹の世界 オリジナル・サウンドトラック』CDのライナーノートに、インタビューが掲載されています。 内容は、立花隆さんの『武満徹・音楽創造への旅』(2016年)と同じです。立花さんのイ…

武満徹 不良少年①

番外編で武満徹を取り上げています。「不良少年」について。 ギター曲として、よく演奏される「不良少年」ですが、もとは映画音楽です。 『不良少年』 監督・脚本/羽仁進、監督補/土本典昭、音楽/武満徹 実際に非行経験のある素人の少年たちを使い、東京…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ⑦ 補足

番外編で、武満徹を取り上げています。 音楽との「決定的な出会い」の場所について。補足です。 飯能町双柳(なみやなぎ)辺りにあった糧秣廠に、武蔵野鉄道元加治(もとかじ)駅から荷物を運搬していたらしい、という資料を⑥に掲載しました。現在の新光地区…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ⑥

番外編で、武満徹を取り上げています。 音楽との「決定的な出会い」の場所について。 飯能側の資料を探してみました。 第4回 飯能ご当地検定 (検定日 平成29年8月27日) 出題番号54 昭和19年、現在の新光地区一帯(入間市分含む)にあった糧秣廠(りょ…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ⑤

番外編で、武満徹を取り上げています。 音楽との「決定的な出会い」の場所について。 本人の文章です。 「私の中の日本人―ある見習士官など」抜粋 (前半略) 終戦間近い夏の日のことをお話ししたいと思います。 あの頃私は、埼玉県の陸軍基地で働いていまし…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ④

番外編で、武満徹を取り上げています。 音楽との「決定的な出会い」の場所について。 「NHK・映像ファイル あの人に会いたい」という、10分間の番組があります。 番組の説明は、次の通りです。 「あの人に会いたい」はNHKに残る膨大な映像音声資料から、歴…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ③

番外編で、武満徹を取り上げています。 音楽との「決定的な出会い」の場所について。 本人の文章です。 「暗い河の流れに」 私は中学生のとき勤労動員で、ほぼ一年にわたって埼玉県の陸軍基地で働いていた。そこはアメリカの本土上陸にそなえて建設された食…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ②

番外編で、武満徹を取り上げています。 音楽との「決定的な出会い」の場所について。 対談の資料です。 「徹子の部屋」 (1977年2月4日 放送) (黒柳)徹子 いつ頃から音楽がお好きになったの? 武満 僕は、戦争が終わるちょっと前からです。ですから、何年…

武満徹は、何処でシャンソンを聴いたのか ①

番外編で、武満徹を取り上げています。 「決定的な出会い」があって、武満さんは音楽の道に進んだそうです。 それは、敗戦間際の勤労動員先でシャンソンを聴いたことでした。 このことは、本人も何度か文章にされている、よく知られた逸話です。 では、何処…

武満徹 SONGS ⑤ 歌詞

番外編で、武満徹の『SONGS』を取り上げました(2021/4/7~10)。 外国語の歌詞の曲が3つありました。日本語訳を補足します。 「雪」(瀬木慎一・作詞/フランス語) 雪がふっていた おとこがはなれていったとき おんなはまた泣き出す 白い夜のあとの もう…

武満徹 MI・YO・TA

番外編で、武満徹を取り上げています。 「武満徹 SONGS①」(2021/4/7)、「武満徹 SONGS③(石川セリ)」(2021/4/9)で取り上げた、「MI・YO・TA」についての補遺です。 「MI・YO・TA」のもとになったのは、告別式での黛敏郎さんの弔辞でした。 『武満徹の世…

武満徹 SONGS ④

番外編で、武満徹を取り上げています。 『SONGS』のギター編曲について。 『翼~イン・メモリアム・タケミツⅡ』 (武満徹 ギター作品集 第2集)福田進一(2008) このアルバムの中で『SONGS』からの編曲は4曲です。 翼 [Wings](福田進一・編曲)三月のう…

武満徹 SONGS ③(石川セリ)

番外編で、武満徹を取り上げています。 ギター用に編曲されることもある『SONGS』について。 『翼〜武満徹ポップ・ソングス』石川セリ 日本コロムビア 1995年11月 このCDは、武満徹の生前最後のアルバムでした。 1. 小さな空 (武満徹) 服部隆之・編曲 2.…

武満徹 SONGS ②(ショーロクラブ)

番外編で、武満徹を取り上げています。 ギター用に編曲されることもある『SONGS』について。 弦楽トリオ「ショーロクラブ」と、7人のヴォーカリストの『SONGS』アルバムです。 上が 2011年盤、下が 2020年のコンプリート盤(13トラック追加、2枚組)。 …

武満徹 SONGS ①

番外編で、武満徹を取り上げています。 ギター用に編曲されることもある『SONGS』について。 『SONGS』 武満徹(作曲)、大竹伸朗(絵)、木下勝弘(ブックデザイン) 日本ショットの発行(2000年)。函、英文併記。135ページ、20曲。 武満徹(1930~19…

武満徹 ラスト・ワルツ

番外編で武満徹を取り上げています。 「ビートルズ」(3/4)に書いた『ラスト・ワルツ』を改めて記事にします。 ラスト・ワルツ 『12の歌』に続くポップス編曲として、「ラスト・ワルツ」があります。 原曲は、レス・リード&バリー・メイソンの作品です。…

武満徹 ギターのための12の歌

ギターのための12の歌(ショット版、1996) 武満徹のビートルズ編曲を取り上げました(3/4)。 他の曲も大切なので、改めて『12の歌』を記事にします。 関連ブログ等は、3/4の記事を参照して下さい。 『ギターのための12の歌』は、全音楽譜出版社から…

ビートルズ(武満徹『12の歌』)

番外編として、クラシックギターのビートルズを取り上げます。 よく演奏されるものは、武満徹さんの編曲です。『12の歌』からの4曲です。 『12の歌・地球は歌っている』(武満徹 編曲)は、1977年に全音楽譜出版社から出版されました。1曲ずつピースに…