三寒四温の頃に聴きたくなる曲が、武満徹の「三月のうた」です。
春愁を感じさせる「うた」です。
春だから夢と希望にあふれている、という人ばかりではありません。
何かに取り残されているように感じている人もいるでしょう。
「三月のうた」 谷川俊太郎
わたしは花を捨てて行く
ものみな芽吹く三月に
私は道を捨てて行く
子等のかけだす三月に
わたしは愛だけを抱いて行く
よろこびとおそれとおまえ
おまえの笑う三月に
「三月のうた」、「ラスト・ワルツ」
「三月のうた」
以前の記事に、動画を付け直しました。
「三月のうた」
「三月のうた」ジャズ・オーケストラ版
ショーロクラブのアルバムで「三月のうた」を担当したのは、おおたか静流さん。
ライヴ映像が公開されました。
「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」
おおたか静流さんは、2022年9月5日に亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。