ギタードリーム(Guitar dream) No.31(2011年11-12月号)
ホマドリーム発行(2011年11月10日)
ISBN978-4-86247-731-6
第31号の目次 (黒の太字は楽譜のある曲)
Interview & Talk & Report
○ 巻頭ロング・インタビュー(玉置義弘)/ジュディカエル・ペロワ
○ 新・話題のアーティスト⑳(玉置義弘)/山口亮志(ギタリスト)
○「今日も元気、ギターが楽しい」㉛マリアデュオ/新間英雄(ギタリスト)
○ 夏の講習会レポート 第5回クラシックギターサマーセミナー in 清里
(三田義之、木原夏子)
新間英雄さんは、『現代ギター』の「ポピュラーギター教室」という連載で、ポップスのアレンジを発表していました(1977年10月号~1979年3月号)。
1975年7~9月号には演奏法の講座、10月号にはギター学習プランの記事も。
ラグタイム・けん玉にも精通されているとのこと。
Regular Articles
○ J.S. バッハのリュート作品についての考察①(菊地雅樹)新連載
○ クール・アレンジメンツ㉛(竹内永和)
「讃美歌 クリスマス・メドレー」
(あら野のはてに~まきびと羊を~おめでとうクリスマス~もろびとこぞりて)
○ 新マエストロ養成講座⑱[芸術性を高める](長谷川郁夫)
「メヌエットop.25」(ソル)
○ 21世紀のギター教本 第2部⑦(佐藤弘和)[スケール]レッスン19~21
○ ソロギターのためのシンプル・アレンジ講座⑩(竹内永和)
「オーラ・リー」(アメリカ民謡)
○ ヴィラ=ロボス作品の技巧分析と解釈⑮/アベル・カルレバーロ
○ ギタリスト紹介㉛/砂川隆一
○ サークル紹介㉛/織姫ギタークラブ
「21世紀のギター教本#2」⑦の内容
レッスン19(非和声音2/経過音と刺繡音)、20(非和声音3/掛留音と先取音)、21(音列)
Music & Notes
○ ギターグルメのためのレパートリー〈今月の楽譜〉
「変奏つき幻想曲op.3」(フェレール) 新間英雄・楽譜提供、CD音源の演奏
「北風のワルツ」(佐藤弘和)
「羊は憩いて草を食み」(バッハ)壺井一歩・編曲[二重奏]
「2つのマンドリンのための協奏曲より第1楽章」(ヴィヴァルディ)
角圭司・編曲[三重奏]
「イン・ザ・ムード」(ガーランド)平倉信行・編曲[四重奏]
「北風のワルツ」(佐藤弘和)
曲は北風を思わせるようなカンパネラの音階から始まり、物悲しい雰囲気のワルツとなります。全体的に北風をイメージした音型や雰囲気でまとめています。これからの寒い季節のレパートリーとして、ぜひ弾いてみてください。
Information
トピックス、話題のCD(真岡潤)、コンサート・レポート、コンサート・ガイド
全国ギター教室・サークルガイド、付録CD収録曲
CD
掲載楽譜の演奏に加えて、下記の4曲を収録。
21世紀のギター教本(佐藤弘和)の模範演奏も収録。
「パルティータ第2番よりカプリチョ」(バッハ)ジュディカエル・ペロワ演奏
「冬の樹」(山口亮志)アンサンブル・オトダマ演奏
「アリアと変奏」(フレスコバルディ)砂川隆一・演奏
「主よ、人の望みの喜びよ」(バッハ)織姫ギタークラブ・演奏
壺井一歩『新12の歌』の出版案内があります(10月新刊)。
この号のトピックスでも取り上げています。
「ギタリストには予測もつかない修飾方法で、オリジナルの持つ歌の面白さを表現してみた(壺井)」とあります。
曲目は次の通り(数字は掲載巻)。2019年に、現代ギター社から復刊されました。
アメージング・グレイス⑪、おぼろ月夜、城ヶ島の雨、竹田の子守歌⑭、
五木の子守歌⑫、グリーンスリーヴス、すみれの花咲く頃⑬、
アイ・ラヴ・ユー・ポーギー、みどりのそよ風、ペチカ、仰げば尊し⑳、この道
『ギタードリーム No.24』(2021/9/14)に、編曲の経緯について引用があります。
「讃美歌 クリスマス・メドレー」竹内永和・編曲
「メヌエットop.25」(ソル)
「オーラ・リー」(アメリカ民謡)
「変奏つき幻想曲op.3」(フェレール) 掲載譜とは少し違います。
「北風のワルツ」(佐藤弘和)
「北風のワルツ」(佐藤弘和)(2022/11/30追記)
「羊は憩いて草を食み」(バッハ)
「2つのマンドリンのための協奏曲より第1楽章」(ヴィヴァルディ)編曲者不明
「イン・ザ・ムード」(ガーランド)平倉信行・編曲
CD収録の曲
「パルティータ第2番よりカプリチョ」(バッハ)ジュディカエル・ペロワ演奏
「冬の樹」(山口亮志)
「アリアと変奏」(フレスコバルディ)
「主よ、人の望みの喜びよ」(バッハ)織姫ギタークラブ・演奏