『大人のためのギター悠々塾 入門編』は、ヤマハミュージックメディアの発行(2001年11月1日)。
「はじめて楽器に触れ演奏する」と添え書きがあります。
59ページ。
表紙に著者名はありませんが、奥付に「ギター編曲 江部賢一」と書いてあります。
「編集協力 日渡奈那」ということで、日渡さんが写真のモデルになっています。
字も楽譜も大きい、基本的な入門書です。
かっこう (単音)
ちょうちょう (単音)
さくらさくら (単音)
若者たち (単音)
峠の我が家 (単音)
上を向いて歩こう (単音)
オーラ・リー (二重奏)[C]
故郷 (二重奏)[C]
浜辺の歌 (二重奏)[C]
きらきら星 (ソロ)[C]
愛のロマンス (簡単なソロ)[Em]
メヌエット ( バッハ)(ソロ)[G]
知床旅情 (ソロ)[G]
星に願いを (ソロ)[G]
ソロは、よくできた練習曲だと思います。
「はじめに」の一部を引用します。
ギターという楽器は、ほんとうにすばらしい楽器です。
その木製の特有のなつかしさを感じさせてくれるかたち。そのぬくもりのある音。
時には人のため息のような哀愁を漂わせたかと思えば、様々な楽器が重なりあったオーケストラのような音楽を創り出す。
どれをとっても親しみを覚えずにはいられません。
「禁じられた遊び」の演奏で有名なギタリスト、ナルシソ・イエペスはギターについてこう語っています。
『ギターは弦を直接弾くことで、人と楽器が握手できる楽器なんだよ』と。
ギターがあなたの大切なパートナーとなることを心よりお祈りいたします。
版を重ねます。2003年にCD付きの新装版が出ます。
ISBN4-636-16943-3