この本を記事にしていませんでした。
『クラシックギター悠々塾 入門から応用まで』は、ヤマハミュージックメディアの発行(2010年11月20日)。27曲、115ページ。CD2枚付き。
奥付に、ギター編曲/江部賢一、編集協力/日渡奈那と記載。
日渡さんが写真のモデルになっています。
ISBN978-4-636-86264-5
『大人のためのギター悠々塾』3分冊(2001年、新装版2003年)のうち、入門編と基礎編を再編集したものです。
3分冊版については、記事にしました(2020/7/11、2020/8/28)。
入門編~基礎編~初級編の順に、難しくなる教本でした。
字も楽譜も大きい、基本的な入門書です。五線譜は、タブ譜併記。
CDは、模範演奏の他に、二重奏の伴奏も収録されています。
商品説明は次の通り。
CD2枚付きで基礎から応用まで完ペキ。この1冊が即戦力。ゼロからのギター独学やレッスンの補完に最適。『クラシックギター悠々塾』でガンガン上達!
「はじめに」の一部を引用します(2020/7/11記事と同じ)。
ギターという楽器は、ほんとうにすばらしい楽器です。
その木製の特有のなつかしさを感じさせてくれるかたち。そのぬくもりのある音。
時には人のため息のような哀愁を漂わせたかと思えば、様々な楽器が重なりあったオーケストラのような音楽を創り出す。
どれをとっても親しみを覚えずにはいられません。
「禁じられた遊び」の演奏で有名なギタリスト、ナルシソ・イエペスはギターについてこう語っています。
『ギターは弦を直接弾くことで、人と楽器が握手できる楽器なんだよ』と。
ギターがあなたの大切なパートナーとなることを心よりお祈りいたします。
[01]かっこう (単音)
[02]ちょうちょう (単音)
[03]さくらさくら (単音)
[04]若者たち(ブロード・サイド・フォー)(単音)
[05]峠の我が家 (単音)
[06]上を向いて歩こう(坂本 九)(単音)
[07]オーラ・リー (二重奏)
[08]故郷 (二重奏)
[09]浜辺の歌 (二重奏)
[10]喜びの歌(ベートーヴェン)(単音)
[11]きらきら星 (ソロ)
[12]愛のロマンス (ソロ)
[13]メヌエット(バッハ)(ソロ)
[15]星に願いを (ソロ)
[16]夏の思い出 (二重奏)
[17]男はつらいよ (二重奏)
[18]星影のワルツ (二重奏)
[19]大きな古時計 (二重奏)
[20]影を慕いて (二重奏)
[21]アンチェインド・メロディー (二重奏)
[22]ほたる来い (ソロ)
[25]おぼろ月夜 (ソロ)
[26]G線上のアリア (バッハ)(ソロ)
ソロは、よくできた練習曲だと思います。
「喜びの歌」「ほたる来い」「ああ人生に涙あり」は、追加された曲です。