番外編として、様々なビートルズ編曲を取り上げました(2021/3/4~3/12)。
追加記事です。
『クラシック奏法による ビートルズ・ギター・アルバム』ジョー・ワシントン
(「The Beatles for Classical Guitar」 Joe Washington )
全音楽譜出版社、刊記なし(原著 1974年?)。1989年以前の本。
20曲、86ページ。譜面は手書き。
原著の著者紹介は次のようなものです。
ジョー・ワシントン
オーストラリア生まれ。クラシックギターの教師・編曲者として知られている。
若い頃から音楽を学び、15歳になる頃には既にセミプロだった。作曲をシドニーの音楽学校で学び、テレビ番組やドキュメンタリーのテーマを作曲した。オーストラリア放送協会の編曲スタッフでもあった。
様々な楽器を演奏したが、ギターが最も気を引くものだった。ギターの一般向けの応用に深く興味を持っていた。偉大なグループ・ビートルズの編曲を演奏することは特別なものだった。
「はじめに」の記述を引用します。
多くの人々が「クラシック・ギター」の魅力を、いわゆる音楽会用曲目のためだけに閉じ込めておくべきではないと考えている。それでは、難解すぎてクラシック・ギターに手が届かないからである。この本のねらいはクラシック・ギターの特徴を保ちながら、しかもそれを今日のポピュラー音楽に合わせてみようというというところにある。
もともと生徒のための編曲だったため、弾きやすいものから、段階的に進む内容です。
五線譜だけですが、コードダイアグラムを付ける等の補助があります。解説も丁寧です。巻末に、ギターの基礎知識がまとめられています。
シンプルな編曲です。
フール・オン・ザ・ヒル ( The Fool On The Hill )
オール・トゥギャザー・ナウ ( All Together Now )
フロム・ザ・ウィンドウ ( From The Window )
オール・マイ・ラヴィング ( All My Loving )
イフ・アイ・フェル ( If I Fell )
プリーズ・プリーズ・ミー ( Please Please Me )
ベイビーズ・イン・ブラック ( Baby's In Black )
アンド・アイ・ラブ・ハー ( And I Love Her )
レット・イット・ビー ( Let It Be )
ビコーズ ( Because )
ステップ・インサイド・ラヴ ( Step Inside Love )
ヘイ・ジュード ( Hey Jude )
ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
( Wiyh A Little Help From My Friends )
オブラディ・オブラダ ( Ob-lla-di Ob-la-da )
キャント・バイ・ミー・ラヴ ( Can't Buy Me Love )
ハニー・パイ ( Honey Pie )
チケット・トゥ・ライド ( Ticket To Ride )
ノルウェイの森 ( Norwegian Wood ) ノルウェーの森
ミッシェル ( Michelle )
イエスタデイ ( Yesterday )
原著は、2冊あります。1977年に続編の「Ⅱ」が出版されました。
フール・オン・ザ・ヒル ( The Fool On The Hill )
オール・マイ・ラヴィング ( All My Loving )
イフ・アイ・フェル ( If I Fell )
アンド・アイ・ラブ・ハー ( And I Love Her )
レット・イット・ビー ( Let It Be )
ヘイ・ジュード ( Hey Jude )
ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
( Wiyh A Little Help From My Friends )
オブラディ・オブラダ ( Ob-lla-di Ob-la-da )
ハニー・パイ ( Honey Pie )
ノルウェイの森[ノルウェーの森] ( Norwegian Wood )
ミッシェル ( Michelle )
イエスタデイ ( Yesterday )
(2021/5/4追記)
ダウンロードできるサイトもありますが、試していません。安全かどうか不明です。
(faridhaidar.blogspot.com)