『フロム・イエスタデイ・トゥ・ペニーレイン/
セルシェル・プレイズ・ビートルズ Ⅱ』グラモフォン 2000年発売
初回版の付録楽譜は「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」⑥D。
CDケースサイズの小冊子で、竹内永和さんの解説。紙のスリーブケースにCDと一緒に入っていました。
セルシェルの曲集にも収録されています。
ソロ
2. イン・マイ・ライフ (セルシェル)●
3. キャント・バイ・ミー・ラヴ (サンドクィスト)
4. ザ・ロング・アンド・ワインディングロード (セルシェル)●
5. アイ・ウィル (セルシェル)●
「ギターとバンドネオンのための」(ペル・アルネ・グロルヴィゲン編曲、演奏)
6. カム・トゥゲザー
7. 抱きしめたい
8. ヘルプ!
(ジョージ・マーティン/George Martin 作曲)1980年
9. ウェストワード・ルック!
10. オールド・ボストン
11. ニューヨーク
「イエスタデイからペニー・レインまで」(レオ・ブローウェル作曲)
(ビートルズによる7つの歌/ギターと弦楽オーケストラのための)
12. シーズ・リーヴィング・ホーム(I.)
13. 涙の乗車券(II.)
14. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア(III.)
15. イエスタデイ(IV.)
16. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ(V.)
17. エリナー・リグビー(VI.)
18. ペニー・レイン(VII.)
イョラン[イェラン]・セルシェル/Göran Söllscher(ギター)
ペル・アルネ・グロルヴィゲン/Per Arne Glorvigen(バンドネオン)(6-8)
マッツ・ロンディン/Mats Rondin(指揮)、エーテボリ交響楽団(9-18)
【録音】(9-18)1999年6月、(1-8)2000年5月
( )内は、編曲者名。● は、セルシェルの曲集に収録された曲。
「ノルウェイの森」は、竹内永和さんの編曲。『現代ギター』1996年1月号に掲載されました。竹内さんの編曲集には収録されていないようです。
セルシェルの言葉(ライナーノートから抜粋。文意に沿って補筆)
私はビートルズのCDを(再び)作るつもりは、なかった。最初のCD『フール・オン・ザ・ヒル』(の制作)が、私にとって、まさしく 挑戦だったからだ。非常に多くの努力を強いられ(たが、)とても満足(できる作品となった)。
しかし、いくつかの出来事が私の気持ちを変えさせた(サー・ジョージ・マーティンとの仕事、ペル・アルネ・グロルヴィゲンとの出会い)。
すべての歌の背後には、それぞれのストーリーがある。5年も前から私は、この新しいストーリーを語らずには居られなかった。
そして、まだ沢山の歌が残っている。
「イエスタデイからペニー・レインまで」(レオ・ブローウェル)は、バルエコのCDにも収録されたものです。セルシェルは、次のように書いています。
私はずっとブローウェルの音楽が好きで、彼とビートルズのコンビネーションは素晴らしいの一言に尽きる。
また、「イン・マイ・ライフ」については、次のように。
「イン・マイ・ライフ」の私のアレンジは、ショーン・コネリーがオーケストラの伴奏で歌詞を朗読した録音からインスピレーションを得た。アイデア―もちろんジョージ(マーティン)の―が素晴らしい。
これは、ジョージ・マーティンが引退記念にプロデュースした『イン・マイ・ライフ/In My Life』のことです。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(THE LONG AND WIDING ROAD)
11弦ギターの演奏。曲集の楽譜は、6弦のもの(⑥D)。(2022/1/8追記)