『現代ギター』誌(2007年度)の付録CDに関連した記事です。
CDのインデックスには、演奏者と使用楽器の記述もありました。
えべけんさんの使用楽器は、タカミネの[PT-150EG]でした。
この型番が記載されているカタログは、見付かりませんでした。
販売された記録は、ありました。
メルカリの記録は、こちら。
1981年製(カッタウェイ、オーバル・ホール、2ノブ)
ヤフオクの記録は、こちら。
1981年製(カッタウェイ、ラウンド・ホール、3ノブ)
どちらのラベルにも、[PT-150EG]1981と印字されていますが、サウンドホールの形状と、ノブの数が異なります。
ノブは、プリアンプのつまみのこと。
えべけんさんは『現代ギター』(1999年12月号)に、「つまみが2つだけ」と書いていました。
筆者の使っているエレアコ(ガット)は、タカミネの初期のカッタウェイ・モデルで、ボリュームとトーンのつまみが2つだけというシンプルなもの。
なかなか低音がうまく出てくれないので、なんとか外部アンプでトーンを補正しながら、だましだまし使っている。
最近のエレアコはピックアップの性能もかなり良くなってきているので買い換えたいのだが、もうすっかり手になじんでしまっているので、なかなかそれができないでいる。
「つまみが2つ」「低音がうまく出てくれない」とあるので、2ノブと推定します。
2ノブは「EQ(イコライザー/音域の調整)」と「GAIN(入力の音量)」。
ただし、「ボリュームと、トーンが2つ、合わせて3つ」と取れば、3ノブとも。
3ノブは「TREBLE(高音)」「BASS(低音)」「GAIN(入力の音量)」。
オンファロス・ライヴの写真に、それらしいカッタウェイのギターが写っています。
サウンドホールは、ラウンド(丸)のように見えます。
もしかしたら、ラウンド・ホールで2ノブの仕様があったのかも知れません。
オンファロス・ライヴ(1999年) - 江部賢一ファンクラブ(私設) (hatenablog.com)
カッタウェイのエレアコを演奏している動画がありました。
「オルフェのサンバ」
[PT-150EG] Takamine PT-150 EG
PTは、使用されている「パラスティック・ピックアップ」PALATHETICを意味しているようです。
EGは、エレガットでしょうか。
初期のタカミネのエレアコについて書かれたブログがありました。
2ノブの記述があります。
今日のジャパヴィンはタカミネ! | イシバシ楽器スタッフブログ (ishibashi.co.jp)
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