「オンファロス」は「演奏の記録」(12/23)に載せましたが、改めて記事にします。
「オンファロス(Omphalos)」
ケルト音楽などをレパートリーにしていたグループです。
(江部賢一[G]、井桁典子[G]&本多幸与[オカリナ、Fl&key])
ハートフルなサウンドを求めて'96年に結成。江部賢一、井桁典子(G)オカリナの本多幸与を中心に、メロディオンやフルート等の楽器も加え、ユニークでモダンなサウンドを追求中。ケルト音楽をはじめクラシック、ジャズ、ボサノバや日本の音楽などレパートリーは多岐にわたる。(江部賢一、井桁典子[G]&本多幸与[オカリナ、Fl&key])。
(現代ギターGGインターネットショップ 演奏者・講師プロフィールより引用)
1997年10月? コンサート(12月号の記事)
1999年春 高齢者の方々を前に演奏(5月号の記事)
1999年夏 ライヴ(7月号・9月号の記事)
2001年春 ケーブルTⅤコンサート(4月号・5月号の記事)
2002年夏 コンサート(8月号の記事)
2003年9月14日 コンサート
2004年2月28日 第23回 区民ホールコンサート
2005年5月20日 GGサロン(江部賢一、井桁典子、本多幸与)
2007年4月15日 コンサート
『現代ギター』誌の連載(1994年4月号~2003年3月号)を見返したところ、「オンファロス」に触れているものがありました。
1997年12月号 コンサートの曲目について
「祈り」(フレデリック・ハンド)
「オデオン」(ナザレー)
「ブレジェイロ」(ナザレー)
ケルト音楽
ボサノヴァ ジョビンの曲
「カヴァキーニョ弾き」(ナザレー)●
「ストーンフラワー」(ジョビン)●
「ラメント」(ピシンギーニャ)●
「ロンドンの街々」(マックテル)●
これまでの連載で取り上げたものは ● 印。
「オデオン」・「ブレジェイロ」も、後に連載で取り上げています。
「祈り」は、CD『月とカマキリ』(ジョン・ウィリアムズ&ティモシー・ケイン1996)からの採譜かも知れません。今はダウンロード譜が購入できるようです。
「祈り」 本人によるソロ演奏。デュオが元のようです。
1999年5月号
筆者が参加しているグループ(バンド)の名前ができた。その名も「オンファロス」。ギリシャ語で「道しるべ」とか「灯台」という意味らしい。
すでに数年前から活動を始めている。もともとケルト音楽をやるのが目的で集まったメンバーなのだが、地域密着型のバンドなので頼まれれば何でもやってしまう。
先日も某所で高齢者の方々を前に演奏したのだが、ケルト音楽はもちろん、クラシック、タンゴ、ボサ・ノヴァ、古賀メロディーまでやってしまった。
(「オンファロス」の意味ですが、辞書では「へそ」と出てきます。)
1999年7月号
とうとうオンファロスがライヴをやることになった。ケルト音楽を前面に出した、新しい(珍しい?)ギター音楽をやってみようと思う。キーボードやギターシンセなど、いろんなシカケも考えているので、きっと面白いものになると思う。
(ライヴの詳細は、イベントガイドに記載あり)
1999年9月号
かねてより懸案だった、ケルト音楽を集めたライヴもめでたく終わって、ちょっとだけホッとしている。
(当日は準備に手間取り)ほとんどぶっつけという最悪の状況のなか、メンバー全員、持ち前の度胸と愛嬌でなんとかやり通したのだった。
来ていただいたお客さんには、たっぷり楽しんでもらえたのではないかと思う。
で、性懲りもなくまた同じお店でボサ・ノヴァ・ライヴをやることに決定した。ケルトではギター・シンセが大活躍だったが、今度は生ギター中心で。
2001年4月号
うちのワンコがひたすら毎日走っている駐車場の横には、地元のケーブルTⅤ局がある。実は先日、そのケーブルTⅤの番組に出たのである。犬じゃなくてギターでだ。この原稿を書いている今、1時間のプログラムが10分くらいに分割されて、1週間毎日放映中である。でも残念ながら、わが家ではケーブルTⅤに加入していないので見られないのだ。
2001年5月号
(前月の続き)
久しぶりの「オンファロス」でのバンド演奏だったが、緊張感の中にも楽しいイベントだった。TⅤ局の小さなホールにお客さんを呼んでコンサートを行ない、それをTV収録しようというものだった。(中略)
選曲にはいろいろ悩んだあげく、今までやってきたケルトの音楽以外に、〈TSUNAMI〉やNHK連続ドラマの主題曲〈風笛〉など、みんながよく知っている曲を演奏した。
なにしろカメラが狙っているライヴなので、危うい場面も多々あったが、おおむね好評だったようで、皆さんに楽しんでもらえたのではないかと思う。
2002年1月号(ピアソラの「天使のミロンガ」を取り上げた回)
世間では既にピアソラ・ブームも一段落した感がある。でも筆者は今、ピアソラのマイブーム真っ最中なのである。オクテなんだからしょうがない。(中略)
以前NHKで放映した「ピアソラのすべて」は、なかなか興味深かった。(中略)
この番組のせいでピアソラを再認識させられたのである。ジョビンなどとくらべて、キビしい音楽だなというのが率直な感想であり、ピアソラに取り組むには中途半端はダメだなと思っていた。
もちろん有名なヨーヨー・マの「Soul Of Tango」は早い時期から聴いており、〈リベルタンゴ〉はオンファロス(横浜青葉区バンド)や、Jポッパーズなど、ことあるごとに演奏してきた。
しかしいつか、ちゃんと襟を正してピアソラに向き合い、深い所でその音楽に接しなければ、と思っていた。考え過ぎなのかもしれないが、ピアソラがそう語っているように思えたのだから仕方ない。
2002年8月号
最近生徒さん達とロック・バンドを組んで、ずうずうしくあちらこちらで演奏している。メンバーには若者もいれば奥様もいらっしゃる。完全に趣味の世界のアマチュア・バンドなのだが、これがなかなか楽しい。
内容はビートルズやらデフ・レパード、ボンジョビなんかもやってしまう。基本的にハードロック・バンドなのだ。ロック・バンドをやることは生涯ないかも、と昔は思っていたが、あっさりと改宗してしまった。
筆者はベース担当。ポール・マッカートニーになったつもりでノリノリで演奏するのが楽しい。(中略)
そんな浮気をしながら、今年もオンファロスのコンサートが先日、行われた。暑い中、大勢の方に来ていただいたが、基本メンバーの井桁・本多・江部の3人に加えて、ギタリストの川瀬のりこさんをゲストに迎えての演奏だった。
マンネリだったレパートリーを拡げるべく、このコーナー[注記/クロスオーバーギター研究]で紹介したさまざまな曲、オリジナルも加えて16曲を弾きまくった。
二重奏・三重奏・四重奏と、さまざまな形態があったので、聴衆の方々にも楽しんでもらえたと思う。
ケルト音楽
「ある日どこかで」(J・バリー)
「イン・ザ・ムード」等
「ある日どこかで」と「ラデツキー行進曲」は、2002年の連載に掲載されました。
「イン・ザ・ムード」は『ポピュラーギター・アンサンブル曲集8』に収録。
『現代ギター』誌に、コンサートの予告・報告がありそうなので、確認できたら追記します。