『ギターのためのクリスマス・ソング集』は、現代ギター社の発行(1990年11月30日)。
15曲、47ページ。「あとがき」と曲目・演奏解説があります。
五線譜のみ。コードネームは付いていません。
ISBN4-87471-084-0
好著です。(11/18追記)
もろびとこぞりて [A-D-A]
きよしこのよる [C-E-A]
牧人ひつじを [A]
天なる神には [C]
ああベツレヘムよ [C]
ひいらぎかざろう [C-D]
メリー・リトル・クリスマス [G]
神の御子は [C]
ジングル・ベル(二重奏)[E-C-D]
クリスマス・ソング(二重奏)[C]
ママがサンタにキッスした(二重奏)[C]
サンタが街にやってくる(二重奏)[C]
ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス(二重奏)[G]
ウィンター・ワンダーランド(二重奏)[C]
そりすべり(三重奏)3rd⑥D[G-E-G]
讃美歌は、曲名を知らなくても、聴けば分かる曲です。讃美歌らしい端正な響きです。
1994年に、第2巻(共著)が出版されました。
曲集に対応したカセットテープ(エス・ツウ社)が販売されていたようです。
YouTubeでアルバムが公開されています(「ひとりで楽しむクリスマスソング~クラシ
ック・ギター~」)。
CDも販売されていました (エス・ツウ社)(12/14記事)。(12/21追記)
カセットテープ・CDについて、最後に情報を追加しました。(2021/7/14追記)
「あとがき」の抜粋を引用します。( )内は補足。(11/18追記)
(クリスマスが近付くと)ギタリストの出番も多くなってきます。そしてあれこれ楽譜を探してみると、これがなかなか見つからない。ギター用のクリスマスの曲集が意外と少ないのです。昔からピアノやエレクトーン、ヴォーカルのための楽譜は数多く出版されていますが、ギター用となると殆ど皆無に等しい状況でした。それなら自分で(やる)しかないと思いたってアレンジし始めたのが数年前。ようやく今年のクリスマスに間に合わせることができました。
アレンジはまじめでシンプルなものもありますが、面白おかしく凝りまくってみたものもあります。また、曲の性格上、アンサンブルでやった方が効果的だと思われるものは、二重奏・三重奏にしてありますので、サークルなどの合奏に活用してください。ワイワイ楽しんでやっていただければ幸いです。
クリスマスの曲としては、「あわてん坊のサンタクロース」(デュオ)がダウンロード譜にあります。
この曲集の関連記事をまとめました。
「もろびとこぞりて」は、A-D-Aの転調です。
「きよしこのよる」は、前奏と1コーラスにハーモニクスを使い、転調を繰り返す凝った作りです。C-E-A。
「牧人ひつじを」
「天なる神には」
「ああベツレヘムよ」
「ひいらぎかざろう」
「メリー・リトル・クリスマス」
「メリー・リトル・クリスマス」(2021/8/26追記)
「神の御子は」
「ジングル・ベル」(二重奏)転調を2回して、サンバ風になる、面白い編曲です。
「ジングル・ベル」(二重奏)(2021/8/26追記)
「ジングル・ベル」(二重奏)(2021/8/26追記)
「クリスマス・ソング」(二重奏)
「クリスマス・ソング」(二重奏)(2021/8/26追記)
「ママがサンタにキッスした」(二重奏)
「サンタが街にやってくる」(二重奏)
「サンタが街にやってくる」(二重奏)(2021/5/26追記)
ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス(二重奏)
ウィンター・ワンダーランド(二重奏)
そりすべり(三重奏)
(以下、2021/7/14追記)
「あとがき」より
この曲集と同内容のカセット・テープが(株)エス・ツウより発売されています。独奏は僕、重奏では竹内永和さんが共演してくれて、なかなかのものだと思います。こちらもぜひよろしく。
1990年10月 江部賢一
カセットテープは実在しました。
フェイスブックグループ「ギタリスト江部賢一作品を弾くギタリストの会」のメンバーの方から提供して頂いた画像です。
現在は、音源のダウンロード販売があるようです。