ギタードリーム(Guitar dream) No.39(2013年3-4月号)
ホマドリーム発行(2013年3月10日)
ISBN978-4-86247-739-2
No.39が、『ギタードリーム』誌の最終号です。
第39号の目次 (黒の太字は楽譜のある曲)
Interview & Talk & Report
○ 巻頭ロング・インタビュー(玉置義弘)/ティボー・コーヴァン
○ 新・話題のアーティスト㉖(玉置義弘)/池田宏里(ギタリスト)
○「今日も元気、ギターが楽しい」㊴(マリアデュオ)/古川忠義[釈 蓮楽]
○ レポート 第3回イーストエンド国際ギターフェスティバル(玉置義弘)
Great Artists & Musics
○「ソナタ」と「アランフェス協奏曲」の間で④[ギターが見たスペイン内戦]
(前川仁之) [次号へ続く]となっています。未完。
○ ジュリアン・ブリーム~若き日の物語③(スチュアート・W・バットン)未完
「ソナタ」と「アランフェス協奏曲」の間で(前川仁之[さねゆき])
とても内容の充実した連載だったのですが、未完になってしまいました。
元になっている論文があるようですが、確認できませんでした。
前川さんの『ブルゴス讃歌』という作品は、開高健ノンフィクション賞(2014年度)の最終候補作になりました。副題は「民謡を鞄につめて~自転車で巡るスペイン内戦とアントニオ=ホセの記憶」とあるので、連載に関連した内容のようです。出版されたかどうかは不明です。
連載4回分の概要がPDFで公開されています。『yakateru ギターの本棚』のもの。
ジュリアン・ブリーム~若き日の物語(スチュアート・W・バットン)
原書からの翻訳転載でした。未完です。
『Julian Bream: The Foundations of a Musical Career』(Stewart W. Button)
連載3回分の概要がPDFで公開されています。『yakateru ギターの本棚』のもの。
Regular Articles
○ クール・アレンジメンツ㊴(竹内永和)
「フォギー・デイ」(ガーシュウィン)
○ 新マエストロ養成講座㉖[芸術性を高める](長谷川郁夫)
「フゲッタ」(ジュリアーニ)
○ ソロギターのためのシンプル・アレンジ講座⑱(竹内永和)
「恋人よ我に返れ」(ロンバーグ)
○ 最短上達・脱力法講座⑥[マエストロ福ちゃんの](伊東福雄)最終回
○ ギタリスト紹介㊲/吉住和宏
Music & Notes
○ ギターグルメのためのレパートリー〈今月の楽譜〉
「6つの聖なる夜想曲op.3」より第4・5・6番(フェランティ)
「春へのプレリュード」(佐藤弘和)
「きらきら星変奏曲」(モーツァルト)伊東福雄・編曲(テーマ、変奏1~6)
「3つの間奏曲op.117」より第1番(ブラームス)壺井一歩・編曲[四重奏]
「春へのプレリュード」(佐藤弘和)
ちょうど2000年に作曲した曲を今回見直し、手を加えて完成版としました。
全体的に即興的な雰囲気もあるので、自由なイメージでまとめるとよいでしょう。
「きらきら星変奏曲」は、『クラシックギター音楽教本21』(伊東福雄)からの転載です(変奏4を除く)。
Information
トピックス、話題のCD(真岡潤)、コンサート・レポート、コンサート・ガイド
全国ギター教室・サークルガイド、付録CD収録曲
CD
掲載楽譜の演奏に加えて、下記の4曲を収録。
「ソナタ K.1、K.32、K.491」(スカルラッティ)ティボー・コーヴァン演奏
「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番」よりジーグ(バッハ)
吉住和宏・演奏
「フォギー・デイ」(ガーシュウィン)竹内永和・編曲
「フゲッタ」(ジュリアーニ)
「恋人よ我に返れ」(ロンバーグ)竹内永和・編曲
「6つの聖なる夜想曲op.3」より第4・5・6番(フェランティ)
Nocturne Biblique op.3/Zani de Ferranti
「春へのプレリュード」(佐藤弘和)
「きらきら星変奏曲」(モーツァルト)伊東福雄・編曲
「3つの間奏曲op.117」より第1番(ブラームス) ピアノ版
CD収録の曲
「ソナタ K.1」(スカルラッティ)ティボー・コーヴァン演奏
「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番」よりジーグ(バッハ)
ジーグ(20:15~)
前川仁之さんの連載に関連した動画
「ソナタ」第1楽章(アントニオ=ホセ)
最初に話しているのが前川仁之さんのようです。
「次号の発売日は 2013年5月10日(金)です」と最終ページに書いてあります。
しかし、40号は出版されませんでした。
創刊号(第1号)は、2006年10月。
この第39号(2013年3-4月)が最終号になりました。
初代編集長の菅原 潤さんは、2009年12月に53歳で亡くなりました(第20号まで編集)。遺志を受け継いだ方々により、同じ年月、刊行が続けられたことになります。
詳細は「ギタードリーム(Guitar dream)について」(2021/8/5)に記事。
資料が揃ったので、記事にすることが出来ました。
大半を譲って下さったパコさん、有難うございました。