「ギターの名盤(えべけんさん推薦)2002年度 後半」(2022/3/6記事)で取り上げた、『ギターの芸術』(ローリンド・アルメイダ)について。
『ギターの芸術』 The Guitar Artistry of Laurindo Almeida
ようやく見つけたという感じだ。
かつてLPで出ていた『ブロードウェイ・ソロ・ギター』と『セーニョ(Sueños)』というアルバムをカップリングしたもの。
筆者がジャズ、ボサ・ノヴァ系のソロ・ギターに興味を持つきっかけになった曲が沢山入っている。
ポピュラー・ソロ・ギターのお手本のようなアレンジで、ソロ・ギターにおける様々なアイディアが盛り込まれている。演奏自体は時代を感じさせるものだが、そんなことは吹っ飛んでしまうくらいの珠玉のアレンジ集なのだ。選曲も素晴らしい。とにかくオススメ。(『現代ギター』2002年12月号)
入手困難のため、動画で再構成を試みました。
『ブロードウェイ・ソロ・ギター』と『セーニョ(Sueños)』の曲目を参考に、動画を集めました。
正確ではありませんが、内容の推察は可能かと思います。
『ブロードウェイ・ソロ・ギター』については、「Istvan Jaszberenyi」さんが全曲をカバーしています。
Laurindo Almeida / Broadway Solo Guitar [Capitol Records / ST 2063]
ジャズとブラジル音楽の融合を計った先駆者的ギタリスト、ローリンド・アルメイダ。
本作は「Capitol」に残したソロギターアルバム1963年発表作品。お馴染みのスタンダード「My Funny Valentine」「煙が目にしみる」「The Sound Of Music」等収録。
アルメイダの真骨頂である極上のソロギターが聴ける、全てのソロイストのお手本になるようなギター名演集。アルメイダのソロギター最高傑作にあげる人も少なくない名作。
(Guitar Records.jp より引用)
A1 People
A2 My Funny Valentine
A3 As Long As He Needs Me
A4 I've Grown Accustomed To Her Face
A5 Is It Really Me?
A6 Smoke Gets In Your Eyes
youtu.beB1 Little Girl Blue
B2 What Kind Of Fool Am I?
B3 Was She Prettier Than I?
B4 The Sound Of Music
B5 The Most Beautiful Girl In The World
Laurindo Almeida / Suenos (Dreams)[Capitol Records / T 2345]
ローリンド・アルメイダによる全曲ソロギター名演。
デレク・ベイリーが「Ballads」で1曲目にやっていた「Laura」のアルメイダ版が聴ける。抜群のアレンジは全ギターファン必聴。
(Guitar Records.jp より引用)
A1 Laura
A2 Mystified
A3 Malagueña
A4 Staniana
A5 Vals De Concerto
B1 Insomnia
B2 Tea For Two
B3 Sueño
B4 Braziliance
B5 Eili-Eili
B6 Saudade