ギタードリーム(Guitar dream) No.36(2012年9-10月号)
ホマドリーム発行(2012年9月10日)
ISBN978-4-86247-736-1
第36号の目次 (黒の太字は楽譜のある曲)
Interview & Talk & Report
○ 巻頭ロング・インタビュー(玉置義弘、菅原しのぶ)/レオン・クーデラック
○ 新・話題のアーティスト㉕(玉置義弘)/坪内真理子(ギタリスト)
○「今日も元気、ギターが楽しい」㊱マリアデュオ/広瀬恵子(ギタリスト)
○ スペシャルインタビュー(竹内太郎)/ゲイリー・サウスウェル(ギター製作家)
○ レポート(山口亮志)/フェスティバル・レント in スロベニア
○ 講習会レポート(角圭司)/アナ・ヴィドヴィチ マスタークラス
Great Artists & Musics
○ 「ソナタ」と「アランフェス協奏曲」の間で①[ギターが見たスペイン内戦]
(前川仁之) 新連載
Regular Articles
○ J.S. バッハのリュート作品についての考察⑥(菊地雅樹)
○ クール・アレンジメンツ㊱(竹内永和)
「七つの子」(本居長世) 「12の日本の歌」より
○ 新マエストロ養成講座㉓[芸術性を高める](長谷川郁夫)
「子守歌」(コスト)
○ 21世紀のギター教本 第2部⑫(佐藤弘和)レッスン34~36 最終回
○ ソロギターのためのシンプル・アレンジ講座⑮(竹内永和)
「ラブレター」(ナット・キング・コール)
○ 最短上達・脱力法講座③[マエストロ福ちゃんの](伊東福雄)
○ サークル紹介㉟/駒澤大学ギタークラブ
「21世紀のギター教本#2」⑫の内容
「音楽的な奏法」について
”音楽的”という定義は難しいですが、簡単に言えば「音楽を感じた上で、それを表現しようとする気持ちがあるかどうか」ということです。なので、多分に感覚的だと思います。このメソッドの最終的な目標も、この部分にあると言ってよいでしょう。
”ギターという楽器を使って、音楽的な表現をすること”。それがもっとも大切なことであり、音楽の楽しみ、喜びにつながるのです!
Music & Notes
○ ギターグルメのためのレパートリー〈今月の楽譜〉
「6つの綺想曲」より第5・6番(レニャーニ)
「この道」(山田耕筰)佐藤弘和・編曲
「あの坂道で見た夕日」楠 幸樹[二重奏]
「交響曲第101番より第2楽章」(ハイドン)壺井一歩・編曲[四重奏]
「ロンディーノop.140」より第1・2番(ディアベッリ)[P&G]CD収録なし
「この道」(山田耕筰)佐藤弘和・編曲
この編曲はずいぶん前にしたものなのですが、愛奏してくださっていた宮下祥子さんがCDに録音してくれました。そのおかげで、また日の目を見ることとなりました。
特徴と言えば、出だしのメロディーが同じような、M・トローバ「トリーハ」を意識していることぐらいでしょうか。原曲のイメージのままで弾ける、そんなシンプルな編曲です。お楽しみください!
『日本の詩情』(2020/5/23記事)[日音発行(1994年9月9日)、シンコーミュージック発売]に「この道」が収録されていました。
レニャーニについて、『現代ギター』(2021年9月号)に「失われた出版譜発見」の記事があるようです。筆者は、ロバート・コールドウェル。「華麗な変奏曲op.9」のファクシミリ楽譜を掲載。
Information
トピックス、話題のCD(真岡潤)、コンサート・レポート、コンサート・ガイド
全国ギター教室・サークルガイド、付録CD収録曲
CD
掲載楽譜の演奏に加えて、下記の4曲を収録。
21世紀のギター教本(佐藤弘和)の模範演奏も収録。
「ロンディーノop.140」より第1・2番は、楽譜あり、CD収録なし。
CDの音源録音・編集は高橋潤士さんに代わりました(前号までは角智行さん)。
「2つのチェロのための協奏曲RV531」(ヴィヴァルディ)
駒澤大学ギタークラブ・演奏
「七つの子」(本居長世)
「子守歌」(コスト)
「ラブレター」(ナット・キング・コール)
「6つの綺想曲」より第5・6番(レニャーニ)
「この道」(山田耕筰)佐藤弘和・編曲
「あの坂道で見た夕日」[Magic Sky]楠幸樹
「ロンディーノop.140」より第1番(ディアベッリ)[演奏 2:27~]
「ロンディーノop.140」より第2番(ディアベッリ)[演奏 0:53~]
CD収録の曲
「2つのチェロのための協奏曲RV531」(ヴィヴァルディ)原曲
この演奏は、『現代ギター』(2005年3月号)の譜面によるもの。