江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

4月の作業

4月3日

『ギター悠々塾 基礎編(初版)』(2021/4/3)の情報を、前の記事(7/12)に追記

 

4月10日

武満徹 SONGS ③(石川セリ)」(2021/4/9)に「現代音楽と〈わかりやすさ〉」を追記

 

4月12日

武満徹 SONGS ④」(4/10)の「裸の島」(林光・作曲)を削除

 

4月16日  

武満徹 SONGS ①」(2021/4/7)に、ブックデザインの木下勝弘さんのリンクを追記

武満徹 SONGS ③(石川セリ)」(2021/4/9)に武満徹の言葉を追記

 

4月19日

ビートルズ(セルシェル④)(2021/3/11)に「イン・マイ・ライフ」の動画を追加

 

4月28日

「『現代ギター』誌の記事・連載⑨」(20/7/18)に「アーモンド・アイズ(ショーロ No.2)」の動画を追加

 ひさびさにショーロ風の曲をお贈りしよう。ヴィラ・ロボスの「ショーロス第1番」に似ていると思われるかもしれないが、同じキー(Em)にしたことでそう感じられるのだろう。しかし冒頭のコード進行とエンディングの1小節はまったくヴィラ・ロボスだ。これくらいの引用は許してもらえるだろうという確信犯なのだが、どんなもんだろう。

『現代ギター』2003年1月号 「アーモンド・アイズ(ショーロ No.2)」

『ギターソロのための ポピュラー・コレクション vol.2』(2020/8/25)にも追加


「『現代ギター』誌の記事・連載①」(5/25)に「ブラジリアン・ソル」の動画を追加

 

『ギターデュオのための ポピュラー・コレクション vol.1』(2020/8/11)に「ロンドンの街々」と「ティコ・ティコ」の動画を追加

 

4月29日

「80年代の記事・連載」(5/6)の「コンポーザー入モン」(11・12)に追記

 

4月30日 

ぷりんと楽譜(2020/12/22)に「また君に恋してる」の動画を追加

ぷりんと楽譜(2020/12/22)に「もののけ姫」の動画を追加

 『ジブリ作品集』と楽譜を照合、2020/12/18記事を修正

 

『オールディーズ・ポップス』(2020/5/19)「あなたの肩に頬うめて」

『(ソロ)ポピュラー・コレクションvol.1』 (8/23)「オルフェのうた」動画を追加

『現代ギター』誌の記事・連載③(2020/5/30)に「そして、バラが」動画を追加

『スタンダード・ポップス』(2020/5/15)に 「イフ(もしも)」動画を追加

『ブライダル・ソング集 1』( 2020/5/1)に「星に願いを」動画を追加

『現代ギター』誌の記事・連載⑤(2020/6/7)に「フォギー・デイ 」動画を追加

 

 

「イン・マイ・ライフ」セルシェル編曲(2021/3/11)

youtu.be

「アーモンド・アイズ(ショーロ No.2)」(2020/7/18)(2020/8/25)

youtu.be

「ブラジリアン・ソル」(2020/5/25)

youtu.be

「ロンドンの街々」(2020/8/11)

youtu.be

「ティコ・ティコ」(2020/8/11)

youtu.be

また君に恋してるぷりんと楽譜(2020/12/22)

youtu.be

もののけ姫ぷりんと楽譜(2020/12/22)

youtu.be

「あなたの肩に頬うめて」(2020/5/19)

youtu.be 

黒いオルフェ」『(ソロ)ポピュラー・コレクション vol.1』 (2020/8/23)

youtu.be

「そしてバラが」(2020/5/30)

youtu.be

「イフ(もしも)」『スタンダード・ポップス』(2020/5/15)

youtu.be

「星に願いを」『ブライダル・ソング集 1』( 2020/5/1)

youtu.be

「フォギー・デイ 」『現代ギター』誌の記事・連載⑤(2020/6/7)

youtu.be 

 

「裸の島」これは林光さんの作曲です。(「武満徹 SONGS ④」から削除 4/12)

youtu.be

 

「80年代の記事・連載」(2020/5/6)の「コンポーザー入モン」 に追記

「コンポーザー入モン(12)」 (1989年3月号)

古くて新しい問題、今なお世界的に確立されていない、ギター譜の書き方について述べてみましょう。

 

ギター譜とは

普通の音符で書かれた楽譜の中で、ソロギターの楽譜ほど複雑なものは、ありません。何しろメロディー・和音・対旋律・ベースなどの全ての要素が、1段の五線にギュッと詰め込まれていて、さらに指番号・弦番号・ポジションなどが、これでもかというくらい、たくさん付いています。

ピアノ譜と比較してみましょう。ピアノ譜の方は、2段同時に読まなければいけませんが、1段ずつ見れば、それぞれは比較的シンプルに書くことができます。声部が分かれたとして、楽に書くことができます。

一方ギターは、3オクターヴの意外に狭い音域の中でポリフォニック(多声的)に書こうとすると、どうしても無理が出てきてしまいます。

 

声部の割りふり

(譜例をあげて説明しています。a~d。サンバの譜例としてe~g。)

a.メロディー、伴奏、ベースを分けて3声で書く

b.メロディー、伴奏+ベースの2声

c.メロディー+伴奏、ベースの2声

d.メロディー+伴奏+ベースの1声

 

結論

曖昧なままで結論もありませんが、要するに、見やすく、必要な声部がひと目で分かるような書き方が望ましいわけで、全曲を通して統一された書き方ができれば、それに越したことはありません。

とにかく、たくさん書いて自分のスタイルを模索してみてください。健闘を祈ります。