『極楽ソロギターサウンド 2006 CD付き』は、ヤマハミュージックメディアの発行(2006年3月18日)。
17曲、114ページ。好著です。五線譜(タブ譜併記)、コードネーム付き。
ムック本(雑誌仕様の単行本)のようです。ISBNではなく、雑誌コードが付いています(03866-03)。
「涙そうそう」・「ホワイトクリスマス」・「デスペラード」は、浦田泰宏さんの変則チューニング(オープンチューニング)編曲です。
えべけんさんの編曲は、14曲。弾きやすい曲が多いです。
戦場のメリークリスマス/Merry Christmas Mr.Lawrence(坂本龍一)[Am]
秋の気配(オフコース)[G]
粉雪(レミオロメン)[G]
エヴリシング/Everything(MISIA/ミーシャ)[C]
桜(コブクロ)[C]
桜色舞うころ(中島美嘉)[D]
この素晴らしき世界 [C]
バードランドの子守唄 [Am]
ラヴィン・ユー [G]
君の瞳に恋してる [G][Can't take my eyes off of you]
アローン・アゲイン [A]
パッヘルベルのカノン [C]
悲愴(ベートーヴェン)[A]
愛の夢(リスト)[C]
「エヴリシング」と「バードランドの子守唄」は好編曲です。
特集は、「モテるソロギターアレンジの秘訣(お洒落なサウンドを出すためのテクニック)」です。15ページ分。解説・CD演奏は、えべけんさんです。
『ギター倶楽部 第8号』(2004年10月)に掲載された「ギター編曲法 実技セミナー」の、続編のような内容です。
ソロギターのアレンジをするときに考えなければならないポイントがいくつかあるが、ここでは、どうしたらお洒落なサウンドになるか、どうコード付けしていくか、などを研究してみたい。また、メロディを飾る、いくつかのテクニックを紹介してみよう。
コード編
① セブンスコードを使う
② リハモナイズ~代理コードを使う
③ カウンターラインとクリシェ
メロディ編
① メロディをハーモニーにする
② メロディのフェイク~装飾音符の使い方
③ シンコペーションを使う
④ リズムパターンに変化を
もう一つの特集「変則チューニング入門」は、浦田泰宏さんの記事です。
インタビューもあります(押尾コータロー、小松原 俊)。
「秋の気配」(2021/5/20追記)
「秋の気配」
「粉雪」(2023/5/31追記)
「粉雪」えべけんさんの編曲と同じキーの演奏です。
「Everything」(MISIA)イントロ・エンディングを除き、ほぼ楽譜どおりとのこと。
「桜色舞うころ」[D](2023/3/31追記)
「桜色舞うころ」[D]
「桜色舞うころ」[D](2021/7/29追記)
「バードランドの子守唄」(2023/5/31追記)小気味良いベースが付いています。
「バードランドの子守唄」クリス・コナーの歌唱です。
「ラヴィン・ユー」
「君の瞳に恋してる」(2023/5/31追記)
「君の瞳に恋してる」えべけんさんの編曲に近い演奏です。
「パッヘルベルのカノン」[C]
「悲愴」(ベートーヴェン)[A]
「愛の夢」(リスト)[C]
「ホワイトクリスマス」浦田泰宏さんの変則チューニング(オープンチューニング)編曲です。(9/20追記)