『はじめてのボサノバギター』は、ヤマハの発行(1999年11月29日)。
副題は「TAB譜でひける」。改訂版です(前作は1993年発行)。
12曲、72ページ。サイズが大きくなりました(菊倍判)。
ISBN4-636-16822-4
著者名はありません。著作としてプロフィールに入っていたので、えべけんさんの著書と推定しています。
背表紙に、「わかりやすい奏法解説とレパートリーがひとつになった新スタイルの入門書!」とあります。
コードネームとタブ譜が付いています。弾き語りの部分には、コードフォームも付いています。
「PART1 ボサノバギターの弾き方」として、講座が30ページまで。
「PART2 弾いてみよう!ボサノバギターレパートリー」として、弾き語り・ソロ・アンサンブルの楽譜があります。
【弾き語りスタイルのバッキングプレイ】
おいしい水
マシュケナダ [マシュ・ケ・ナダ]
がちょうのサンバ
ギフト(リカード・ボサ)
太陽の子どもたち(小野リサ)
デサフィナ―ド
【ソロギターで弾くボサノバナンバー】
星の散歩 [C]
コルコバード [Am]
ジンジ [C]
オルフェの唄 [Am]
【アンサンブルでソロギター/打ち込みバンドスコア】
イパネマの娘 [F]
オルフェのサンバ [D]
曲目は、第3版( 2000年12月10日発行)のものです。
アンサンブルの楽譜は、ギターを主にしたもので、キーボード・ベース・ドラムスの伴奏譜が併記されています。
前作からの変更点。
弾き語りの「マイセレナーデ」・「ソー・ナイス」を削除、「太陽の子どもたち」を追加。
ソロの「ブルー・ボサ」を削除、「コルコバード」を追加。
この後も、装丁を変えた改訂版が出ます。曲目は少しずつ異なります。