江部賢一ファンクラブ(私設)

ギターの名編曲者、江部賢一さんの仕事を、記録します。

最新アコースティックギター テクニック

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最新アコースティックギター テクニック 1991

『最新アコースティックギター テクニック』は、東京音楽書院の発行(1991年6月25日)。副題は「初歩からハイテクニックまで」。

井岡達博さんとの共著です。

副題の通り、中級に及ぶ内容です。フォークギターとクラシックギター、どちらも含むものです。

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テクニック 目次

目次に載っていない楽譜が、3曲あります。

パート6の「WALKING CAT」・「SMALL FARM」(井岡さんの曲?)

パート7の「メヌエット(バッハ、⑥D)

 

巻末の「イパネマの娘」は[Key=G]、「黒いオルフェ(オルフェの唄)」は[Am]です。

分担は不明。

ISBN4-8114-4053-6

 

1989年版もあるようです。1995年版はタイトルが『最もわかりやすい アコースティック・ギター メソッド』となっているようです。それぞれ表紙が異なっているかも知れません。

東京音楽書院は、2001年10月に廃業したそうです。

 

共著なので、えべけんさんの言葉とは断定できませんが、「はじめに」の要旨は以下の通り。

 

ギターは不思議な楽器です。

誰にでも簡単に弾けそうな人なつこい一面を持ちながら、いざ頂上を目ざそうとすると、これほどむずかしい楽器もありません。

楽器だけをとりあげてみても、さまざまな種類があり、又その奏法にいたっては、プレイヤーの数だけの双方が存在するといっても過言ではないでしょう。

つまり、それだけプレイヤーの個性が発揮出来る楽器でもあるわけです。

ギターの可能性は、まだまだ無限に拡がっているのです。