初期の著作、1980年代の日音の楽譜を見てきました。
ここで、『現代ギター』誌を振り返ってみます。
えべけんさんが『現代ギター』誌に登場するのは、1984年5月号の「11弦ギター讃歌」が最初のようです。この年の、7月号にはプロフィールを紹介した「ギターライフのポイント」、9月号には「アンサンブルアレンジ法」の記事があります。
新刊紹介やコンサートレポート等もあると思われますが、目次で確認できる、主な記事・連載は次の通りです。
1984年5月号 「11弦ギター讃歌」
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(11弦用)の楽譜あり
1984年7月号 「ギターライフのポイント」
プロフィールあり
1984年9月号 「アンサンブル アレンジ法」
1987年2月号~8月号 「初級レッスン室」
1988年4月号~1989年3月号 「コンポーザー入モン」
1991年7月号 「コンピュータ浄書ソフトはここまで来た」(2021/7/12追記)
1994年4月号~1995年3月号 「江部賢一のTheポップス道場」
講座・練習曲・プレゼント曲
1995年4月号~1996年3月号 「江部賢一のTheポップス道場part2」
アコースティック・ギタリスト研究
1996年4月号~1997年3月号 「江部賢一のTheポップス道場part3」
奏法編
1997年4月号~1998年3月号 「江部賢一のTheポップス道場part4」
なんでもあり
1998年4月号~1999年3月号 「アコースティック・ギター研究」
ジャズ編
1999年4月号~2003年3月号 「えべけんのクロスオーバーギター研究」
ノンジャンル 全48回
2004年1月号 「ムリエル・アンダーソン」インタビュー(2021/7/12追記)
それぞれ、とても面白いので、改めて取り上げます。
単独発表の楽譜もあります。
1984年5月号の記事は、特集の「セルシェルと11弦ギター」に関連したもので、試奏レポートと考察です。「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の楽譜は11弦ギター用[Key=G]ですが、現代ギター誌に初めて掲載された、えべけんさんの編曲かも知れません。
1991年7月号の「コンピュータ浄書ソフト」に記事は、「補足」(2021/6/2)に抜粋を引用しました。(2021/7/12追記)
2004年1月号の「ムリエル・アンダーソン」インタビューも、「補足」(2021/6/2)に概要を書きました。(2021/7/12追記)
1994年4月号からの連載は、9年間も続いていたのですね。
『ゴーゴーギター』誌、えべけんさんのソロギター譜の初出は、2002年10月号です。
この頃から、ヤマハの仕事が増えます。